IMON JR 北海道 キハ281 12car レストア記録
東京都 Si様 LED点灯化御依頼

2022/5/11 YOU TUBE に UP しました



← 函館
札幌 →
号車 1 2 3 4 5
形式 キハ281 キハ280 キロ280 キハ280-0 キハ281
100 (900)
,
試運転
形式
キハ281-5-1 キハ280-901 キロ280-4 キハ280-3 キハ281-902-1



← 函館
札幌 →
号車 1 2 3 4 5 6 7
形式 キハ281 キハ280 キロ280 キハ280 キハ280-0 キハ280 キハ281
100 (900) 100 (900) 100 (900)
.
試運転
形式
キハ281-5-2 キハ280-109 キロ280-3 キハ280-108 キハ280-2 キハ280-106 キハ281-902-2



基本7輌編成 + 増結 2輌

← 函館
札幌 →
号車 1 2 3 4 5 6 7
形式 キハ281 キハ280 キロ280 キハ280 キハ280-0 キハ280 キハ281
100 (900) 100 (900) 100 (900)
.
試運転
形式
キハ281-5-2 キハ280-109 キロ280-3 キハ280-108 キハ280-2 キハ280-106 キハ281-902-2

+
号車 8 9
形式 キハ280 キハ281
100 (900)
,
試運転
形式
キハ280-901 キハ281-5-1

キハ280-901 の代わりに、キロ280 を入れる事もあります



VIDEO 撮影中、キハ280-901 と、キハ281-5-1 の車高が合っていない事が判明
上写真の様に、車高を調整しました
中間車の台車枠の車軸受けの穴径が大き過ぎて、ピボット軸と合いまって車高が
全体的に低くなっているようです
又、この事が車輪を外れやすくしている原因でもあります
筆差しも済ませましたので、これにて完成です
完成をご了承頂けましたなら、梱包に掛かります


このキハ281系車輌

 @ 集電不良となりやすい
 A 集電用電源線が集電板から半田付け部より断線しやすい
 B ユニバーサルジョイントが弛み動力が伝達出来なくなる

この3点が持病です ⇒ 今回の修理で、根本的な修理が出来た訳ではありません
いずれ、又、この事が原因で、走行不良となりますので、ご了承下さい
可愛がってやって下さい



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集電性向上及びLED化改造記録

2022/4/21 外傷無く無事車輌が届いています

下欄をクリックすると、各車輌持ち込み時の詳しい記事のページが開きます

各車輌の持ち込み時状態へ GO !!

2022/4/25 着工しました ⇒ 4/26更新予定

2022/4/25 AM9:26 施主様と連絡が取れ、別途修理費の件、
下記不具合の修理費を御了承頂きました


所見 ⇒ 以下の別途修理費が掛かります

症状 修理内容
@ 台車集電板の変形、電源線の断線、車輪軸の脱落 変形修正・再配線
A 無線アンテナ欠品 ( 似た部品を装着 ) 部品塗装・装着
B 前台車駆動用 ジョイント両端共にスリップ 改造修理
C ギヤ異音 分解調整
D 小塗装剥げ 筆差し

ご了承下さい

2022/5/3 キハ280-3 完成しました



室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了



集電状態も安定しています



取り付ける前のLEDテープ、配線です

不具合内容 修理状況 修理完了日
 方向幕取付ステー断裂  半田付け修理 5/1
 全集電ブラシ変形  全修正 5/1
 床板取付スペーサー2個欠品  欠品ではなく、場所的に取り付け不可 5/3



分解し室内灯、方向幕照明器具を取り外しました



ゲッ、方向幕取付ステー断裂していたのだ



半田付け修理



集電板の変形を修正して完了

2022/5/4 キハ280、3台完成しました

キハ280-2



室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯・方向幕不点灯  前後台車 電源供給線断線の為 5/1
 前後台車 電源供給線断線  再半田修理 5/1
 全集電ブラシ変形  全修正 5/1
 台車枠変形車輪外れる  台車枠を削りガタを減し対応 5/1
 床板取付スペーサー2個欠品  欠品ではなく、場所的に取り付け不可 5/3



分解し室内灯、方向幕照明器具を取り外しました



前台車 電源供給線断線



後台車 電源供給線断線



床板取付スペーサー欠品



床板取付スペーサー欠品



電源線、再半田修理、集電板の変形を修正して完了

キハ280-901



室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯・方向幕不点灯  前後台車 電源供給線断線の為 5/1
 後台車 電源供給線断線  再半田修理 5/1
 全集電ブラシ変形  全修正 5/1
 台車枠変形車輪外れる  台車枠を削りガタを減し対応 5/1
 客室ドア窓ガラス 1箇所欠落  塩ビ板、両面テープにて装着 5/4
 左乗客扉下端緑部塗装剥げ  筆差し 5/11



分解し室内灯、方向幕照明器具を取り外しました



後台車 電源供給線断線



再半田修理
台車枠変形車輪外れる ⇒ 台車枠を削りガタを減し対応
集電板の変形を修正して完了

キハ280-106



室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯・方向幕不点灯  端子接触不良 5/1
 全集電ブラシ変形  全修正 5/1
 左乗客扉下端緑部塗装剥げ  筆差し 5/11



分解し室内灯、方向幕照明器具を取り外しました



集電板の変形を修正して完了

明日は、見積りの為、製作はお休みです

2022/5/6 キロ280、2輌、キハ280、2輌完成しました

キロ280-3



室内灯、電球色、方向幕照明灯、白色LEDです
室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯・方向幕不点灯  前後台車 電源供給線断線の為 4/26
 前後台車 電源供給線断線  再半田修理 4/26
 全集電ブラシ変形  全修正 4/25
 台車枠変形車輪外れる  台車枠を削りガタを減し対応 4/26
 客室ドア窓ガラス 2箇所欠落  塩ビ板、両面テープにて装着 5/6
 エンジン部塗装剥がれ  筆差し ⇒ 完成時処理予定 5/11



前台車 電源供給線断線



後台車 電源供給線断線



前後台車 電源供給線断線 ⇒ 再半田処理完了
テスターにて、通電テスト、OK


キロ280-4



室内灯、電球色、方向幕照明灯、白色LEDです
室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯不点灯 ⇒ 球切れ  LED照明に変更、使用しない為撤去 4/26
 前後台車 電源供給線断線  再半田修理 4/26
 台車枠変形車輪外れる  台車枠を削りガタを減し対応 5/6
 全集電ブラシ変形  全修正 4/26



分解しました



前台車 電源供給線断線



後台車 電源供給線断線



前後台車 電源供給線断線 ⇒ 再半田処理完了
テスターにて、通電テスト、OK


明日は、室内灯を12輌分製作に取り掛かります

キハ280-108



室内灯、白色、方向幕照明灯、白色LEDです
室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯・方向幕不点灯  前後台車 電源供給線断線の為 5/1
 前後台車 電源供給線断線  再半田修理 5/1
 全集電ブラシ変形  全修正 5/1
 台車枠変形車輪外れる  台車枠を削りガタを減し対応 5/1
 床板取付スペーサー2個欠品  ブラパイプにて作成装着予定 5/11



分解し室内灯、方向幕照明器具を取り外しました



後台車 電源供給線断線



前台車 電源供給線断線



床板取付スペーサー欠品



床板取付スペーサー欠品



通電カプラー取り付け穴を開け、修理完了

キハ280-109



室内灯、白色、方向幕照明灯、白色LEDです
室内灯、方向幕照明灯のLED化、通電カプラーの装着を完了

不具合内容 修理状況 修理完了日
 室内灯・方向幕不点灯  前後台車 電源供給線断線の為 5/1
 後台車 電源供給線断線  再半田修理 5/1
 全集電ブラシ変形  全修正 5/1
 台車枠変形車輪外れる  台車枠を削りガタを減し対応 5/1



分解し室内灯、方向幕照明器具を取り外しました



後台車 電源供給線断線



再半田修理

台車枠変形車輪外れる ⇒ 台車枠を削りガタを減し対応
集電板の変形を修正して完了

次は、キハ280 の通電カプラーを装着、室内灯、方向幕照明を取り付けます

次は、5/9 先頭車、4輌に掛かります

2022/5/9 先頭車 キハ281-902-1 (中間車として製作) 完成



PWM式 : KATO ハイパーD を使用して撮影 ⇒ 動力車が動く寸前の状態
[注意] 貫通幌枠の下側、ゴミが付着していました ⇒ 御心配無く




前進時、キャビン屋根上標識灯、前照灯、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯
通電カプラーを装着しています




後進時、キャビン室内灯、標識灯(赤)、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯


試走OK

工作内容の詳細



貫通路照明 Φ3.0 LED球 (電球色)、ヘッドマーク照明 LED3528 (白色)を製作しました



キャビン屋根上標識灯 LED3528 (電球色)、キャビン室内灯 LED3528 (白色)を製作しました
キャビン屋根上標識灯は、見積り時、Φ3.0 LED球 (電球色) と、していましたが、
装着して見た処、光量が出ず、LED3528 (電球色) に、変更装着しました


基盤廻り分解・組立の仕方・状態



床板廻りを外すと、上写真の状態となっています



まず、ON-OFF SW 配線(黒)、キャビン屋根上標識灯Φ3.0 ムギ球 配線(白)を外します



M2.0 鍋小ネジを外し、基盤をめくります



M1.4鍋小ネジを外し、錘をステーごと取り払います



キャビン屋根上標識灯Φ3.0 ]ムギ球を外します



キャビン隔壁を外します



M1.4鍋小ネジを外し、キャビン床廻り、基盤一式を外します
※ 運転席窓にマスキングテープを貼って仕事をしています
でないと、ワイパーを引っ掛けて曲げてしまいます ⇒ 2年前の経験からです




取り外した、キャビン床廻り、基盤一式



キャビン屋根上標識灯 LED3528 (電球色)、キャビン室内灯 LED3528 (白色)を装着



貫通路照明 Φ3.0 LED球 (電球色) の光が、運転席に漏れます
黒のアルミ箔テープを遮光材として、貼りつけました




貫通路照明 Φ3.0 LED球 (電球色)、ヘッドマーク照明 LED3528 (白色)を装着、配線をして完成
⇒ 床下側に着いている接触用端子板との通電状態を確認する事、接続が不安定です


残り3台、今週中には完成試運転、YOU TUBE に、UP となる見込みです

2022/4/26 台車集電を修理しています

キハ281-902-1

不具合内容 修理状況 修理完了日
 後台車 電源供給線断線  再半田修理 4/26
 後台車 ギヤ異音  グリス切れ ⇒ グリス補給、状況改善 4/26
 R 片側ジョイントスリップ  シャフト加工、瞬間接着剤にて固着 4/26
 集電ブラシ変形  修正 4/26



分解しました



後台車 片側電源供給線断線



再半田修理



R 片側ジョイントスリップ ⇒ ニッパで、シャフトに歯形を入れる



シャフト加工、瞬間接着剤にて固着して完了 ⇒ 試運転OK

2022/5/10 先頭車、残3台完成しました

キハ281-5-1



PWM式 : KATO ハイパーD を使用して撮影 ⇒ 動力車が動く寸前の状態



前進時、キャビン屋根上標識灯、前照灯、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯
密連カプラーを装着しています




後進時、キャビン室内灯、標識灯(赤)、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯


試走OK

2022/4/25 LED化に入る前に集電不良を修理します

不具合内容 修理状況 修理完了日
 集電ブラシ変形  調整 4/26
 無線アンテナ欠品  施主さんご要望で装着中止 -----



試運転OK



欠品の無線アンテナ、施主さんが処理するとの事で非装着でLED化に掛かります

キハ281-902-2



PWM式 : KATO ハイパーD を使用して撮影 ⇒ 動力車が動く寸前の状態



前進時、キャビン屋根上標識灯、前照灯、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯
通電カプラーを装着しています




後進時、キャビン室内灯、標識灯(赤)、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯


試走OK

2022/4/25 LED化に入る前に集電不良を修理します

不具合内容 修理状況 修理完了日
 HL,TL標識灯不点灯  床上端子接触不良 ⇒ 磨いて完了 4/25
 後台車 ギヤ異音  グリス切れ ⇒ グリス補給、状況改善 4/25
 F 両端ジョイントスリップ  シャフト加工、瞬間接着剤にて固着 4/25
 集電ブラシ変形  修正 4/25
 モーター小傷有り  筆差し 4/25



試運転OK牧場 快調に走ります

キハ281-5-2

大問題発生、配線を済ませ、組み立て、通電テストをすると、キャビン内のみ点灯しません
簡単に考えていました ⇒ 床板からキャビン基盤に電源供給する接触端子が接触不良とネ
が、何回組み直しても、点灯しないのでした
テスターをON-OFF SW 端子に当てて見た処、SW自体が接触不良だったのです

SWのボタンを押し切った状態ではONを維持できましたので、テープを巻いて
ボタンを押し、ONにした状態として対処しました
どうしても、中間車としてライト類を非点灯とする場合は、床板の接触端子をキャビン内の
基盤上の端子板に接触しないようにテープ等、絶縁材を貼るとかして下さい
野蛮な方法でするなら、端子板を曲げてしまって接触しないようにしてください
何分、同じSWが手に入る確証は無いもので、致し方なしです。

客室の室内灯、方向幕照明は、この回路とは関係なしですので、問題無しと思います




PWM式 : KATO ハイパーD を使用して撮影 ⇒ 動力車が動く寸前の状態



前進時、キャビン屋根上標識灯、前照灯、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯
密連カプラーを装着しています




後進時、キャビン室内灯、標識灯(赤)、貫通路照明、ヘッドマーク
客室室内灯、方向幕照明灯、点灯


試走OK

2022/4/25 LED化に入る前に集電不良を修理します

不具合内容 修理状況 修理完了日
 後台車 電源供給線断線  再半田修理 4/25
 後台車 ギヤ異音  グリス切れ ⇒ グリス補給、状況改善 4/25
 R 両端ジョイントスリップ  シャフト加工、瞬間接着剤にて固着 4/25
 集電ブラシ変形  修正 4/25
 右乗客扉下端塗装剥げ有り  完成時筆差し予定 5/11



左側レール分、断線



左側、右側も再半田処理

集電ブラシを修正、試運転OK牧場



新式の改良型 IS-003 通電カプラーをあてがってみました



通電カプラーを装着する際の穴開け冶具を作り、M1.4 タップ穴に対処しました
IS カプラーの連結間隔調整の為の精度、0.5mmに対応するには、
フリーハンドでの穴開けは厳禁です
明日は、編成運転でテストし、調整後完成予定となります
連休返上で頑張りました