MODELS IMON
JR 北海道 キハ281
レストア記録
東京都 S様 御依頼
2021/8/1 キハ281 増結 2輌、完成しました
キハ281-5,キハ280-108 の室内灯、方向幕照明のLED化
IMON ISカプラー装着を行いました
キハ281-901 と、キハ280-108 の連結間隔です
キハ280-108 と、キハ281-5 の連結間隔です
これで、9輌編成の完成です
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集電性向上及びLED化改造記録
2020/3/16 車輌が無事届いています
2020/3/16 分解して見ました
キハ281-901 号機、試運転の結果、前後共、ジョイントスリップ
⇒ この車輌のお約束です、 要修理
キャビン下の配電基盤
基盤をめくると、下の錘が見えます ⇒ 振り子機構の為の錘かな
?
基盤の裏は、整流ダイオード、コンデンサーが見えます ⇒ これらは、全撤去します
ゴチャゴチャしすぎなのだ
錘を撤去したら、ヘッドライト用、ムギ球が有ります
通電テスト
⇒ キャビンの間仕切りに中間連結時のON-OFF スイッチが付いています
マーカーライト、4球着いています ⇒ 両端が後進時 ON 赤のランプ
レンズが赤なので、白色LEDを使います
⇒ 赤のLEDは、2Vなので暗いし、白色LEDと抵抗を共通にする為です
真ん中の2個が電球色のムギ球 前進時 ON これは、白のLEDを使います
キャビン内は、LED 5個使う事になります
中間車 室内灯をLED 白色に変更します
行先方向幕の照明も電球色なので、白色 LED Φ3.0 ツバ無しに変更します
中間車同様に先頭車 2輌も同じ改造をします
TOMIX TNカプラーを集電性向上の為、連結部のみ
IMON IS カプラー ( 6輌分 ) に変更、配線を通します
2020/3/24 カプラー、室内灯、方向幕の雛型が出来ました
点灯試験しました ⇒ 均一な照明です
散光用のプラ板は、0.3t としました
方向幕用の状態、とても明るいです
試行錯誤の結果、Φ3.0 LED球、白色を2個使いました
⇒ LEDの性質として、1個では、指向性が強く、サイド方向には
光が散りませんでした
室内照明用の枠サイズ
キハ 281-901
182
キハ 281-6
182
キハ 280-2
215
キハ 280-106
215
キロ 280-4
215
キハ 280-901
215
キハ 280-109
215
LED3528 9個使用、ブリッジダイオードを接続、方向幕LED用の抵抗、1KΩを接続
全車輌集電用カプラー、IMON ISカプラーを装着
明日は、カプラー、室内灯Assy の量産、装着に掛かります
2020/3/25 キハ280-109 完成しました
KATO HYPER D を使用して、動力車スタート前の明るさ
約60% 出力時の明るさ
PWM電源を使用しないと、室内灯は、上手く点灯しません
アナログ電源では、出力 8.5V 以上でないと点灯しません
明日は、室内灯、方向幕照明を取り付け完了としたいです
2020/3/27 全中間車完成しました
キハ280-2
キロ280-4 ⇒ 台車集電がデタラメでした
半田付け跡がありますが、電線が途中で刃物によって、切断されていました
集電ブラシを取り外し、変形を修正、配線し直しました ⇒ 見積もり漏れですね
もう一方の台車も、配線が集電ブラシの直上で切断していました
たまたま、車重が掛かっていて、かろうじて接触していたのでした
が、試運転時は、切断状態になり、点灯しませんでした
⇒ 半田付けし直ししました
キハ280-106
キハ280-901
集電ブラシがきちんと車輪に接触していませんでした
車輪が奇麗でなく、多分、接触不良に因る、電触、酸化しての集電不良
走行時、照明がチラツクのでした ⇒ ブラシの形を修正、車輪を磨きました
全体に、整備不良でした ⇒ 集電状態が悪いのです
これでは、上手く走りません
⇒ 集電状態位は、自分で整備しないといけません
明日から、キャビン内のLED化に掛かります
2020/3/29 施主様、ご確認下さい
CABIN のLED を作って見ましたが、何分、旧車ばかり作っていたもので
灯火の色具合に自信が持てません ⇒ 以下を見て組み立て前に御連絡下さい
標識灯廻り LED1608 白
前進時点灯状態
後進時点灯状態 赤が点いているのですが、光が中間の2灯に光が漏れています
LEDが明るすぎて赤のレンズにクリヤーレッドを塗り足し赤さを増しました
ライトのケースが手加工で削ってある事も手伝って、上手く導光出来ませんでした
ヘッドマーク、貫通路用照明です
写真では、ヘツドマークが白く光っていますが、肉眼では、
マークデザインは良好に見えます
CABIN 室内灯、屋根上 ( 標識 ? ) ライト用 LED
レンズ面積が小さく、一応光ってはいますが、存在感は有りません
運転席室内灯の点灯状態、光を拡散させる為、
ベースに白の両面テープを使っています
以上、ご確認ください ⇒ 御了承頂けますなら、組み立てに入ります
複雑な組み立てですので、組み上げると改良等やりづらいので、
組み立て前にお尋ねしています
二日間、試行錯誤しましたが、この程度の仕上がりにしかなりませんでした
想像していた以上に困難な作業でした、至急ご連絡をお願いします
2020/4/2 完成しました
30
キハ281-901 前進時点灯状態
キハ281-901 後進時点灯状態
キハ281-6 前進時点灯状態
キハ281-6 後進時点灯状態
7 輌編成走行時点灯状態
施主様からのご要望で、光を漏らさないで欲しいとの事でしたので
ライトケースを光を漏らさないよう、均一な面を作成、ヤスリで削りました
何分、彼の国製、ロストは変形こいているし、上手く電球が入らなかったのでしょう
スゴイやり方で、やたらめったら削り歩いていたのです
Φ1.5の光ファイバーを削り、先端をΦ1.3に、テーパーにしました
削ったファイバーを穴に差し込み光の漏れを防いだのでした
外側2灯、白色を点灯中
内側2灯、電球色を点灯中
テーパーで、穴の栓をしておいて、遮光用の塗料を吹きつけました
レンズ側に塗料が回り込むと悲劇なのです ⇒ 最初からやり直しとなるのです
これにて、やっと、光の漏れを止める事が出来ました
外側、2灯とも光の漏れを止める事が出来ました
ライトケースを運転台に取り付け、サイドも遮光塗料を塗布
通電してみました、O.K牧場 !!
配線基板をLED用に改造しました ⇒ 抵抗のみです
裏側です
間仕切りを配線用にカットしました ⇒でないと配線を押し切ってしまいます
運転席を取り付ける前の状態
と、こんな事で、予定を2日オーバーしてしまいました
追記 キハ281-901 カプラーの穴位置? 2輌のカプラーの出代が
兎に角、相違しています
ギヤボックスがTNカプラーに干渉しているのです
⇒ ギヤボックス、カプラー共に削り、穴位置をずらせ
やっとの思いで、曲線通過をこなす事が出来ました
こんなで、半日潰れました
キハ281-6 は、1mm 位の余裕で回動するのですが、、、、
ナンデダロー、ナンデダロー、やっぱり彼の国製ナンダロー
完成です ⇒ 可愛がってやって下さい