KATO クモハ12 052 鶴見線 レストア記録
東京都 H様 御依頼

2021/4/16 完成しました













設定CV値

モーターの回転が低い割には、ギヤ比が小さくスピードが出過ぎるので
最小限のスピードで安定した走行をするギリギリの設定をしています


KATO クモハ12 #52 EM13 ESU LS5
ファンクションキー CV番号 デコーダの電線色
電線ごとの数値 01[01] 02[02]
ライト ヘッドライト テールライト
テールライト ヘッドライト
F0 前進 ESU LS5
F0 後進 ESU LS5
F1 ESU LS5
F2 ESU LS5
F3 ESU LS5
EM13 CV2 01 通常 0
EM13 CV3 05
EM13 CV4 03
EM13 CV5 160 通常 255
EM13 CV6 40 通常 128
EM13 CV57 07

しかし、出来る事は全て行いました
非動力の台車側は、両極集電に改造
車輪踏面、車軸、台車枠、横梁、台車中心ピン間は、有線で配線出来る箇所は
全て、半田付け配線をし、通電をさせました
動力台車側は、車軸、横簗、台車中心ピン間を有線で配線出来る箇所は
全て、半田付け配線をし、通電をさせました
で、錘無しに通電させる事に成功しました

要は、車軸と、台車枠間、台車枠と、横梁間が接触不良の原因でした
せめて、台車枠を留めるビスが、真鍮製で、ビスと横梁が接触していればネ
接触不良の原因は、台車枠の黒染めも含め材質、留め方構造の設計ミスです
おかげで、台車廻りは、配線だらけ、、、、不細工でも仕方なしですね
この吊り掛けモーター方式の台車枠は、集電性に問題ありです
このモーター方式の台車は、DCC化に向かない


完成です、可愛がってやって下さい

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レストア記録

2021/4/4 車輌が届いています





吊り掛けモーターの取り付け位置固定ステー ( トーションバー ) が、半田外れしています




ESUのSOUNDDECODERを搭載されたそうですが、走行不調との事
BEMF の設定不良にて、モーター回転が負荷により、2個のモーターが別々の回転状態
BEMFの設定CV値が不明ですので、勝手知ったる、KATOのEM13を接続テスト
起動時、走行時も安定した、走行となります ⇒ 走行デコーダーをEM13に変更します


2021/4/15 出来上がっているのですが、、、
格闘中




組み上がってから、今日で3日、集電性と格闘中なのです



4/13 余裕のよっちゃんで、完成、火入れ式、試運転です
直接、電源を供給すれば、問題はないのです


2021/4/12 夜中に戻る



テールランプ用、角型LED 赤です



ヘッドライト、LED 1608 電球色、ここに取り付けないと、
導光材が複雑な経路をたどっているので、暗くて使い物になりません




台車を取り付けていたら、横梁が外れました、接着剤がこのプラ材では効きません



真鍮板、0.8t にて、自作



取り外した材料、右上がヘッドライトの導光材
ビスは、台車中心ピンとして使用していた物
台車中心ピンは、日光モデル用に変更、バネ位置が違っていました
ボルスターも自作交換

後、吊り掛けモーターの位置固定ステーが低温半田で取り付けて在って
半田外れしていたステーを半田付けしていたら、いとも簡単にもう一方が
ポロっと、半田外れ、良く見ると、低温半田でした
また、配線の結線が、撚って繋ぐ、アナログ用の結線でした
デジタル用ではありませんでした
デジタルは、微妙な接触不良を起こすと、信号と勘違いしてしまいます
ここは、きちんと、半田付けするなり、圧着をしなければなりません
全配線をやり直しました ⇒ 結局、全分解、作り直しです




結局残った問題が、接触不良からくる通電不安定です
上の写真は、接触不良を改善する為に車軸からも通電させる様にしました
が、最後行き着いたところは、車輪の踏面と、レールの接触でした
錘が一歳載っていませんので、錘を載せてみましたが
ほとんど関係ありませんでした
こんなの、模型作り人生、初めてです
⇒ ワニ口クリップを車輪に接触させるとOKなのですが、
車体をレールに乗せると接触不良が起こるのです
車輪の黒染めを剥がすと、かなり安定してきたのですが、
ESUのDECODERは、コンデンサーも着いていないので尚、不安定です


台車枠と、車軸の間も接触が不安定なので、参っています
吊り掛けモーターの非力さと言い、ギヤの噛合もたたき音がするくらい開けました
DCC化するなら、やっぱりMPギヤですね ⇒ 静かで良いよ
兎に角、車輪の踏面と、レールの接触を勝ち取らねばなりません

事によったら、非動力側の台車、車輪を交換して、両側集電にしなければなりません