KTM SP CAB FORWARD 4-8-8-2 AC12 DCC化記録
東京都 K様 レストア・DCC化御依頼

2023/8/9 完成しました


R750をSPの金属客車、11輌牽引します


実は、上の動画のごとく、脱線しまくりだったのです
脱線対策、まずは減量化



錘を減らしました ⇒ R750で、急曲カーブにおける走行抵抗発生の為



ボイラー部重量、約880gと、なりました
ちなみに、当方在庫のAC12 #4277 は、825g でした、ご参考に !!
試運転しましたが、少しは良くなりましたが、バネ圧、姿勢、動輪の軸バネ柔らかすぎの為、
カーブ脱出時、姿勢が外側に振られ、前シリンダー部、第一動輪内側が浮き、
動輪がレールをよじ登り脱線に至る
徹夜して、対策を色々して見たが、ラチが明かず、自作アイデアを実行、「企業秘密」ダヨ
記事には載せません〜ヨ 実用新案取れるのだ
実に旨く、走行をします ⇒ 4シリンダー型で御苦労されている方に朗報ですよ
但し、あまりの起伏には、対応出来ません ⇒ 集電不良、電欠となります

改造して欲しい方は、ご依頼下さい。

運転は、WRC TECH-6 を使用 ( 施主さんのご要望 ) していますが、
F10〜F12 がボタンワンプッシュと言う訳に行きません
F12まで、ボタンがあるコントローラーが望ましいですね
後、マーカーライトが眩し過ぎるので、90/127に明るさを落として置きました
アドレスは、[03] としています ⇒ お好みのアドレスに変更して下さい


これにて、完成
可愛がってやって下さい


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レストア・DCC化記録

2023/7/22 車輛が届いています



















2023/7/24 着工しました



デカールの原画を製作しました



金網が半田の目詰まりが気になって仕方ありません



半田吸取り線を使い吸い取りました



デッキの事故痕を半田付け修理しました
ドローバー受けステー、配管、配管ステーを外し、再半田再組立てしました
デッキ床板も曲げ、たたいて板金しました ⇒ ほぼ直しました




何とか水平が出ました ⇒ 事故車は買わない事です



塗分け塗装の為、煙室戸を外し、コンプレッサーの半田を外しました
塗装後、低温半田にて、再半田します


明日は、ボイラー、テンダーの塗装を剥がします

2023/7/25 車体の塗装を剥がし、磨きました



塗装を剥がしたのですが、余りに酸化が激しいため、リューターで磨きました
キャブがやっと外せる位でしたので、レールを削りハメ合いを調整しました
なので、キャブを装着した状態です ⇒ もちろんキャブ内も奇麗にしています




マーカーライトは外しています 明後日、LED様の穴を開けて、装着する予定
ナンバー用の穴は開けて置きました
運転席側の窓枠、改造して有りますね、窓枠を切断して有ります
⇒ 横桟を上に使ってあるので、下枠の横桟がありません
下側のガラス表現は如何するのでしょうか?????
持ち込み時は、変な位置に横桟無しで塩ビ板のみ半開き位置で貼ってありました




ステップの曲がりを修正して、曲がった配管を半田付けし直しました



内側も奇麗に剥がし、磨いています



デッキの曲がり、修正しましたが、まず、判らないでしょう
スカートも奇麗に磨いています




煙室戸をコンプレッサーと分離、塗装後、後付け出来るように改造しました
これで、奇麗に塗り分ける事が出来ます
まず、普通はここまでしないでしょう






半田外れを再半田しました
手すりの曲がりを修正、半田外れも再半田しています






台車も磨きました



明日は、下廻りの分解、塗装を剥がします
動輪は、洗いません、古い車輌は洗うと絶縁が切れる事があるからです
磨くだけにするので、ご了承ください。
動輪は何故かしら、リム部分を塗ってあるものと混在しています
前シリンダは、全部リムの塗は有りませんが、後ろリンダーの
第一動輪〜第三動輪まで、リムが塗られています
が、第四動輪が塗られていません
私の方針はリムを塗りません ⇒ 走らせる方は塗らない方が良いと心得ます
塗ると、傷が付き易く剥げやすいのではげるとみっともないです

明日は高齢者講習に行きますので、余り進みません

2023/7/26 マーカーライトを加工、装着しました



向かって左側の窓枠、横桟を入れました、これまた大変な細かい半田付け
実車を見ると、上の窓枠を跳ね上げているのを見ても、ちゃんと下枠の横桟が
着いているのですから、横桟無しで、窓セルを貼る訳にはいけないでしょう


マーカーライトが大変な事になったのです、泣き!!
レンズ穴、LED取り付け用の穴をΦ1.1 で、穴開けをしましたが、
最悪、超精密加工となりまして、限界の小さな穴となりました
なんせ、センターが出ないので、ボール盤で少しずつ少しずつセンターを
決めながらの最悪加工だったのです ⇒ 限界の薄さとなりました
LEDの装着穴は、普通Φ1.2 で穴を開けるのですが出来ませんでした
果たして、LEDを挿入する事が出来るか悩んでいます




なんと、向かって右側のマーカーライト、事故っていましたね
ステーが曲がってしまっていましたので、曲げを修正しようとしたのですが、
取り付け脚が折れてしまったのです ⇒ ロストだものひどい曲がりを正すと折れるのだ




で、加工して、脚を作り、ステーをも表現して、姿勢正しく車体に半田付けしました
やっぱり、マーカーライトの点灯加工は受けるのじゃなかった




ボール盤を使ったので、ついでに、テンダーのスピーカー音抜きの穴を加工しました
こんなで、一日半掛かったのですよ
明日は、下廻りを分解、塗装を剥がします


無事、高齢者講習終了しました ⇒ ゴールドでも、3年しか有効期間無いんですって

2023/7/27 下回り、塗装を剥がしました



焚口にLED装着用の穴を開けました ⇒ のぞき穴の表現部分に合わせ開けました
左右、乗務員梯子の半田付け、盛り過ぎなので、削りました
焚口の右側、メーター類の保持ステー、半田外れでグラグラ、裏から再半田しました




上の写真中央、箱形の部品、半田外れしていましたので、再半田しました



ボイラーエンド、スピーカー装着の為、邪魔な突起物をリューターで削除
焚口の裏側、角型のLED装着の為、平に削りました
装着予定の ZIMO LS-26 が IMON さんの在庫、欠品となっていますので
ここは、ひとサイズ大きい、TOP TONE の 20 x 40 8Ω 1W に変更します




4P コネクターを通す、配線用穴を開けました



やっと、下廻りの分解に掛かったのですが、いきなりのガッビーン !!!
何と、前シリンダー外したら、片側、上側のスライドバーが着いていません




スライドバー、他の3個、塗装後、瞬間接着剤で着けてありました
が、着いていない所、穴部分、接着剤痕すら有りません
承知で組み上げているのです 私は、この車輌の作者、鉄ちゃん失格思います
見積り時、見逃した私も悪いですが、そんなとこが未装着で放って有るなんて
考えもしないですよ




で、1.5 x 1.5 の真鍮角棒から削り出し、スライドバーを製作、仮留めして見ました



ニッケルメッキを掛けています



で、磨き上げました



瞬間接着剤留めでは、いずれ外れる可能性があるので、塗装を剥がし
4本のスライドバーを半田付けしました




はい、ハイ、HAI 後シリンダー、全く同じ処理、シリンダーを外すと抜けてしまいました
なんと、外れた上側スライドバー、モーションプレート部に半田付けして有りました
が、そんな半田付け、半田不良で、シリンダーを外しているうちに外れていました
どうやって組んだのか、よくぞ組めたものです




後シリンダー部も、塗装を剥がし、前シリンダー同様、4本共半田付けしました



前シリンダー部台車枠、塗装を剥がし、磨きました



後シリンダー部台車枠、塗装を剥がし、磨きました
今日は、いきなりパンチの大変な一日でした


明日は、シールプライマーを吹き、動輪から塗装していきます

2023/7/28 車体の塗装から始めました



煙室、火室の塗り分けはまだ済んでいません
キャブの金網も目詰まりに気を付け薄く吹いています
目詰まりは置きていません ⇒ OK牧場なのだ




キャブ内装色は、施主様の指定された、URLのページより色を見て取り塗りました



錘も酸化防止の為、塗装をしました
酸化すると、白い粉のボロボロになりますから、、、、




集電性を確保する為、塗装を?しています



中まできっちり塗っています



前シリンダー部台車枠



後シリンダー部台車枠



煙室戸コンプレッサー部



デッキ、従台車

明日は、煙室戸の塗分け、動輪、車輪の塗装をします


2023/7/30 塗装が出来ました



丁寧に塗分けをしました



配管の裏、ランボードの裏も丁寧に塗分けをしました



マスキングの状態です



車体裏も手抜き無しです



後シリンダー部動輪きちんとロッド類を外し、マスキングをして吹きました



前シリンダー部動輪、先輪



テンダー車輪です
おっと、先輪が2個紛れ込んでいました ⇒ 左から1〜2番目の両絶の物です


車体が完成しましたので、区切りとして、ご報告申し上げます
残念ながらこの車輌、私の在庫のAC12 と比較して、1個のロスト部品が欠品していました
私見ですが、走行上機能的に必要な物でも無く、気が付きにくい場所の部品と思います




上の写真、私の在庫のAC12 ですが、
左上乗務員梯子の裏、配管の先端に着いている部品

自作製作は私の技量では、無理なのでご了承ください

明日から、デカールを装着、組み立てに掛かります

2023/8/1 デカール装着、下廻り試運転をしました



この車輌は、モーションプレートと、スライドバーの組み付け、
クランクピンと、リターンランクの半田付けの際の隙間調整に問題があります
半田付けを深く、遊びを少なくすると、メインロッドと、リターンクランクが接触し
走行時、突っ掛かりを起こします
時間を掛け、調整したのでまずは、問題無く走行します
1.25Vで起動、200mA位で走行します




デカールを製作、装着し、半艶トップコートを吹きました





機番、「4295」「ADEN HEAVY INDUSTRY」 は、施主さんのご要望のLOGOです
まねをしないでください ⇒ 架空の車輌なのです
Y





動力台車、動輪を組み立てていた処、ブレーキシューの一つが他機種のシュー
である事が判明しました ⇒ しかも、ビス留め穴が割れています
このままでは、組み立てするにはレストアの意味がありませんので、
施主様に相談し、シューを製作する事となりました




上の写真、左側の部品が、正規の取り着けてある部品です
右側の部品が、代用で取り着けてあった他機種の部品です
しかし、いいかげんな作者ですねぇ〜、こんなものよく取り付ける気になれるものです




で、3mm角のプラ材から、削りだして製作しました
こんなものでも、作るのに2時間、メールのやり取り、段取り、塗装、脱着などで、
半日掛かるのですよ ⇒ 無い物を作るには、時間と金が掛かります


明日は、窓ガラスを入れ、DCC化に掛かります

2023/8/2 テンダーが完成しました











持ち込んでいたKDカプラーを装着しましたが、シャンク長が合いませんでした
で、KDカプラーのロングシャンクを装着しました
ミディアムシャンクでは、ほんの少し、シャンク長が短く、端梁と干渉するのです




スピーカーは、Φ28 の HB 8Ω 2W にエンクロージャーを取り付け装着
一杯一杯の大きさで、最強の音量、音質なのです
リヤヘッドライトは、Φ3.0 電球色LED レンズは、エコーモデルΦ4.1 です
接続コネクターは、4Pとなります
外側2本がリヤヘッドライトの配線 色を合わせて接続して下さい
逆に接続すると点灯しません
中の2本がスピーカー用配線です




ボイラーの火室モーター上にTOP TONE 20 x 40 8Ω 1W スピーカーを装着、
モーターとの隙間が0.5mm しか取れませんでした、因ってゴム系接着剤で固定しています




モーター配線、入力線を配線し、コネクターを取り付けました



キャブに窓ガラスを装着しました 塩ビの薄板を使用しています



ヘッドライトを製作しました、Φ3.0 LED球、電球色です

明日は、いよいよマーカーライトのLED点灯化に掛かります
病院に検査で出かけますので、作業は余り進みません


2023/8/3 MARKER LIGHT 出来ました



3方向から緑が均等に見えるように調整するのが難しいです
上の写真のように撮る角度で見え方が違って来ます
カメラだと、特に明暗で緑が白く写りますね




LED1005 緑に 0.1mm のエナメル線を半田付けで通電した状態



ついでにヘッドライトも通電してみました ⇒ やはり実物より白く写ります

明日は、各LEDを作っていきます

2023/8/4 先に音源をDOWN LOAD しました



DECODER を錘の上に収納し、配線しました
音源をダウンロードして、設定をしました
アドレスは、「03」 と、しています ⇒ 施主様に設定はお任せします


AC-12 #4295 #3  QSI TITAN-U F=TOP TONE 20x40 8Ω 1W R=QSI HB 28 8Ω 2W
F-KEY CV デコーダの電線色
白緑 白青 白紫 白灰 橙白 黄白
LINE L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L9 L10
LED F-HDL R-HDLト F-MARS No BOAD F-MARK R-MARK F CAB L R CAB L FIRE BOX1 FIRE BOX2
NUMBER
F-HDL R-HDL No BOAD F-MARK CABIN L FIRE BOX
F0
F10  CREW TALK
F12  PLAYING WHISTLE

明日も引き続きLED点灯化作業をします

2023/8/5 LEDの装着を終えました



キャブ内のLED加工装着を終えて、乾電池にて、点灯試験です

上のナンバーボード、LED 3528 白色 2個使用、アクリル角棒を加工、導光材として使用
0.5t 白色プラ板を下地としています ⇒ 点灯動作確認、組立後、デカールを貼ります


下の小さいナンバーボード、LED 1608 白色 2個使用、プラ角材にLEDを埋め込み
0.5t 白色プラ板を下地としています ⇒ 点灯動作確認、組立後、デカールを貼ります




.室内灯、LED 3528 電球色使用、ベースに光を拡散させるために
白色両面テープを使用、装着しています
ナンバーボードの光漏れ遺作に、アルミ箔テープを貼り、エナメル塗料黒の艶消し黒を
筆差し、乾燥後、室内色を吹き付けしています
配線の量が多いので、出来るだけ、細い、エナメル銅線を使用
配線は、接着剤にて、固定、断線、半田外れ対策としています


辛い、細かい作業が続いていますので、くたびれました
明日、明後日は、休養日としますが、元気が回復しましたら、
日曜日には配線、組み立てに掛かりたいと思っています
まずは、ゴールが見えてきたと言うところです


2023/8/7 組立出来ました



TECH 6 にて、通電、前進待機時の点灯状態
ヘッドライト DIMMER

マーカーライト BRIGHT
ナンバーボード BRIGHT
室内灯 BRIGHT




後進待機時
ヘッドライト DIMMER




接続コネクター 4P の接続状態



フロント連結器 KDカプラー装着 連結調整しました



慣らし運転中

明日は、No デカールを貼って完成試運転予定
お盆前に発送可能としました
休まずに製作しましたので、疲れました

お盆休業 8/11〜8/16 お休みです