WSM/Nakamura  CB&Q EMD E8A /SF E8B 製作記録

2015/5/7 E7 #9920B ( #9937B の代用 )を連結試運転



2014/11/27 やっと完成しました





マーズライト点灯
マーカーライト点灯 前進⇒緑 後進時⇒赤





スピーカーが入らなくて、キャップを薄く削って入れてあります



ヘッドライト、φ3.0 LED
マーカーライト、LED 1608 φ1.0 ファイバー使用
すっきりと、配線をまとめました



錘を車体後部に移設、その脇に、SDXH166D を入れてあります

今回は、ほんと、力が入りました

二台作ったのと同じ仕事量でした
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レストア記録

2014/3/29 ヤフオクで、入手

届いた、アメリカ型ディーゼル機関車
届いて、ム、ム、ムーッ

案の定、ボロでした ⇒ 高く買いすぎたのだ

出品者さん、この記事見たら、反省しなさい

商品説明にこう書いてありました

・中村精密 アメリカサンタフェ鉄道のF9
ディーゼル2両(先頭+客車)の出店です。
・完成品であります。
・金属製ですのでとても重いです。
・HOゲージ用線路20本をセットにして出店させていただきます。
大切に保管、使用してくれる方のみ落札お願いいたします。
・模型屋で8年前購入後、模型店で組み立ていただきました。
 その後、ディスプレイに飾ったままの珍品です。
 購入時、模型屋の展示品を購入し、箱等はないまま購入しましたので車両のみの出店となります。それを許容できる方のみ落札下さい。
・未走行です、全く触ってません
・シール、説明書等はありませんのでご了承ください。
・ご検討の方は出品画像(3画像)をご覧下さい
・初期不良等は保障しきれないため中古品で出店します。
・写真参照の上、疑問が有りましたら気軽に質問して下さい。
・ご不審に思われる方の、ご入札はお断りいたします
(不審な点を質問欄よりご連絡いただければ幸いです。)
・お取引は、ノークレーム・ノーリターン対応して頂ける方の落札をお願いいたします。
・入札、落札後のキャンセルは、ご遠慮下さい
・配達は郵パックを使用させていただきます
・2両とも非常にきれいです。

型式も間違え(出品者は信じているらしい) F9 ですとーっ、
A,Bユニットさえ知らず、Bユニットを客車ですとーっ
全く触っていませんですと、その割りに傷だらけじゃないですかーっ

結論、ど素人から鉄道模型は買わない事



綺麗でしょう

当たり前だろう、俺が一生懸命ジフで、洗ったのだ
なんと、ボディの左半分が日焼けで、黄ばんでいたのです
磨けば黄ばみが取れるかもと思い洗ったのです

黄ばみが取れず、洗っているうちに、全塗装を決意したのです
ですから、SANTA FEのデカールもついでに剥がしてしまいました

届いて判ったのですが、出品写真を見て、私は、ホコリだと思いました
それが、間違いの始まりだったのです

傷は、写真でははっきり判りませんから、超美品とタイトルにあると、
傷等普通は無いし、、、

日焼けとはね 全塗装するしかないよ



このセットは、Aユニットのみ動力車でした

ヤフオクに出ていたとき、質問欄で、動力が付いているか質問したら、
「判らない」ですってーっ

着いているって絶対に言わなかった

まぁ、着いていただけまマシか ?

2014/11/11 レストア開始しました

全塗装をしますので、表題がすでに、CB&Qに変わっています

実車もレストアされた、#9939Aにします
Bユニットも実車が在ったかどうか分りませんが、#9939B、と、します



塗装がめくれかけていたので、剥がれてしまいました
⇒ 半田の際のフラックスを洗えてないのだ



こんな地肌が出ているハゲが多いのです アチコチにあるのです
タッチアップで処理する限界を超えています



こんな傷があるのに、触ったことが無いですってぇーっ



ファンのプレス表現、穴が開いている 超美品だってよー
穴埋めしなきゃならん



このハゲ傷の所、微妙に板が波打っています 全体的に窓下が凹んでいます

こんな傷があるのに、飾っていただけで、触っていないですって
私は、この出品者、大うそつきだと思う
百歩譲って、出品者が知らないうちに、子供がさわって遊んだんじゃないカイ
でも、こんな傷があっても、超美品って言い切る出品者ですから、、、、
並外れた、超感覚(価値観)を持っている人だね



こんな小傷はいたるところにあります

塗装を綺麗に剥がして、全塗装するしか有りません
今日は、ガックリ来ています

先程、車体をお風呂に入れました
まずは、イソプロピルアルコールに漬けています
多分剥がれないでしょう

剥がれなければ、明日は、シンナードボンしてみます
シンナーは高いからねぇ

2014/11/11 アキレタァー



何と、2回塗装してありました

塗装を剥がして判ったのですが、、、、

所有しているもう一台のE8 と比べて、塗装がブタッているなと感じていたのです
シャープさにかけるディティールだったのです

確定、ジフで、削り取った、SANTA FE のデカール

笑っちゃいますよ ⇒ もう一度出てきたのです

剥がしていくと赤がハゲ、黄色がハゲ、銀色が剥がれたかと思ったら、
なんと、SANTA FE の文字が又、現れたのです

そして、また、赤がハゲ、黄色が剥げて、銀色が剥げて、白の下地塗料が出てきました
白地の塗装を剥がして、輝やかない、真鍮生地がやっと出てきました

もう、シャレにもなりません

模型作りに知識の無い、出品者が隠したとは思えません

中には、北海道の出品者みたいに、知識無く、「鉄道模型は素人です」と、言い切り、
クレームのがれをしている業者もいますけど、、、

屋根に穴は開いているし、二度塗り、しかも塗装を剥がさずやっているなど、
許しがたい品物です

メーカー塗装なら、中村をののしりますヨ
⇒ B品を再生している、しかも、塗装を剥がさずにネ

多分、この出品者、ボロを超美品と言い切るセンスを除いては、
模型やにだまされたのだ

いいカモだったのですよ

B品を高く売りつけられたのでしょう

まっ、よっさんとしては、綺麗に誠実に剥がしましたよ 1日掛けてね

日当、一万としても高く買いすぎました

あす、ヘッドライトを一基追加、手摺りも追加します

2014/11/12 大変な事が分りました

何と、CB&Q の Eシリーズは、ABユニットがA-A配置しかないのです

全て、AB-numbered A-A pairs で、作ろうとしている、
AB-numbered A-B pairs は、有り得ないのだ

9939Aの屋根が違うのかなぁーなんて、写真で感じて、
CB&Q、米国の資料を見ていたら、、、、

あらら、#9939Aは、E8なんだが、9939BはE8で存在しそうだ

E7
9926A&B--9930A&B
9931AB - 9937AB

E8
9938AB - 9948AB

の、3グループあるそうで、

#9949A (E8の最終号機) は、E7の#9937Bと、ペアーになっていたらしい
で、#9949Bは、C&S E5 #9950に生産移行で、生産されていないとの事


これだな、#9949BをBユニットとして、fictionで作ることにしようかなぁ〜
E7Aの出物があったら、又、作り変えればいいんじゃない !!

その時は作った、E8の#9949B は、SFのE8Bに戻して、
SF のE8 A-B-B-Bの4重連にすることにします

でもね、フロントのデザイン、黒のデーカールの方が、見栄えするんだよね

決定、E8Aは、CB&Qで、#9939 E8Bは、SF で塗装する



キャビンの側板の凹みを修正しています ⇒ ネジで、突っ張って押し広げているのだ

そして、半田を溶かして位置調整をします



最終調整、半田盛りをして、研ぎ出し、平面を作りました
何せ、銀色を吹くので、光の具合で、ブサイクになるのでネ
ヘッドライトも追加しました

既設の上部ヘッドライト、ボディとの接合部にRが足らないので、
半田を流して、Rを付けました



追加ヘッドライトは、φ5.6x5.0の真鍮パイプを加工取り付けました

実車ヘッドライトの中は、2灯のシールドビームとなっているようです
そこまで、表現するかな ?

明日は、ステップの追加、マーカーライトの点灯化加工をします

2014/11/14 生地車体完成しました



実車と写真を比べて見ると、相当に違っていたので、直せるものは直しました



実車の「E8」のエムブレムの下にある器具? 蓋? スイッチ? ワカラン
位置が違うので自作移設します



元の表現を削り取って、0.4x0.7の真鍮帯板で、四角く、淵を作り半田付けしました



○を作り、中に半田付け、それらしくしました



と、まぁ、こんな風になったのですが、手摺りだらけです

踏み板も Lチャン1.5x 1.0 から、自作取り付けました

マーカーライトも既設の引き物を撤去、φ1.5x1.0 真鍮パイプから自作、
半田付けしました

φ1.0 の光ファイバーを通し、緑、赤のLED点灯化します

運転席、側窓の三角窓を追加しました ⇒ どうも、窓の式が、表現が違うようです
実車写真は、中にもう一段サッシがあります ⇒ 適当な残材が無いのであきらめました
三角窓の縦の支柱のみ、自作で追加したのですが、ここに、バックミラーが着いています
塗装後に自作装着しようと思っています



ナンバー窓の下、バンパー上の両側にある、ルーバーが実車のレストアされた
写真にはありません





削り取りました

実車パンパーに着いているステップを取り付けるように穴を開けておきました
塗装後取り付けます

明日は、塗装に入ります

下地を乾かしている間にデカールを作ります

2014/11/16 銀色が塗れました



やはり、二度塗りの塗装ボテは出ません
マッハのプライマーをぬって、白の下地を塗り、銀色も3回塗っても、
この程度のボテなのです
やはり、銀色は、シャープさが目立ちます

塗料は、E8Aが、GMのステンレスシルバー、
E8Bが、GMのアルミシルバーを吹いています
あまり、リターダーを入れると、てきめんにボテが入ります
塗料は、GMが一番塗りやすいと思っています
⇒ やはり、Nゲージメーカーですから、シャープに塗れます



下地の修正を何回もやって、やっとここまでの塗装が出来ました
やっぱり、銀色の塗装は難しいですよ 下地命です

実は、屋上のフックを紛失していたのです



プライマーを吹こうと思って下地を検査していたら、なくなっているのを発見
塗装を落として洗っていて流してしまったのでしょう





で、φ0.4の真鍮線から、半丸に削り、自作しました
少し、下が開いていますが、塗装したら判らなくなるはずです



ハイ、判らなくなりました この失くしたフック、ロストワックス製でした

デカールも、CADを駆使し、丸一日かかり、作りました

明日は、いよいよ、難関のデカール貼りをします

2014/11/18 塗装が出来、デカールを貼りました



上のラインは、デカールを貼り、裾のラインは、塗装で処理しました

他の表現は、全て、デカールを作成、装着しました



上のライン、実車写真を拡大してみると、先端が矢のようになっていました
⇒ これも表現しました

「E8」の、エムブレムも、自作



「BURLINGTON」 は、フォントが無いので、CAD で、レタリングし、デカールにしました







ALPS のプリンターの欠点、CAD の線引きで、塗り潰しを表現し、
カラーで黒を印刷すると、網の目が出ました

黒のストライプは、CAD で、作っています
⇒ ノーズの角度にあわせて、カーブをつけて作図します
角度のあるものに水平のラインがでるように、カーブを描かなければなりません

「9939A」は、インクスケープで、実車写真を台紙にして、レタリングしています
ナンバーボードの長穴、4.0 x 10.0 で、インクスケープにて、塗り潰しで、
デカールを作成
これは、特色印刷をしていますので、網の目は出ていません ⇒ 真っ黒です

もう一台の、9939B を作るときは、インクスケープで、網の目が出ないように
デカールを作ります

今回は、もう一度、同じデカールを一枚貼ることにします



E8B こちらは、全部、デカールで作成



「 SANTA FE 」
黒の周りに銀色の縁取りをつけています 写真では旨く写っていませんね

窓ガラスを入れ、ワイパーを着けたら、LED、光ファイバー を取り付け
DCC化に入ります

16ビットサウンドの SDXH 166D を取り付けます

2014/11/19 涙、涙、涙

CB&Q E8A 最後の最後に、手摺りを取り付けていて、
瞬間接着剤を車体に付けてしまいました



デカールを二重に貼り、黒々とストライプが出来たと喜びました

で、手摺りを着けたのでした

最後の手摺が取り付け終わり、机に置こうとしたら、
接着剤が指に着いていたのです

べったり、車体に指紋が着きました

塗装しなおしです



AT&SF E8B は、出来上がりました



試運転の結果、KDカプラーがKD #5では、R750のS字カーブを通過できず、
天賞堂のKD #402 を装着しました

ただ今、E8A 塗装やり直しの真っ最中です

気分を取り直してするしか有りません、ガックリ

気分転換に、OMI のE1AをSF色に塗ろうと、ヘッドマークのデカールを作っていたら、
何と、型が違うのでは、、、と、写真を調べて見ると

OMI UP E3Aであることが判りました

韓国製の事ですから、元々、メーカーがE1Aのつもりで作ったのかも知れません

どうも、ヤフオクの出品者が箱(型)が違っているのに気がつかなかったようです

表題(箱のラベル)は、「OVERLAND Models Inc AT&SF EIAEIB」と、なっていました

だましたとは、言えませんが、結果的に間違いでした

2014/11/21 E8A 全やり直し決定

塗装を剥がして、塗装をしています

乾かしながら、UP E3A のデカールを作成しています

2014/11/24 ここまで、復旧しました



車輌を変更しました

何と、#9939は、窓が片側一番後ろの一つしか無い事が判りました
そんなんウソついてよう作りません
で、#9949に変更しました



デカールも、インクスケープで、作り直しました
でも、赤の発色が悪く、二重貼りをしています

兎に角、もう一台作ったように疲れました



一度、削り取った、ルーバーを復活させました
Nゲージ用のコルゲートを利用して、貼り付けました





バックミラーを作りこみしました

ここまで、復旧作業で、3日間費やしました

もう気力が萎え始めました

後、窓ガラスをはめて、電装に移ります