OMI/AJIN UP 0-6-0 #4407 DCC化記録
 神奈川県 M様 御依頼

2021/2/22 完成です YOU TUBE に UP しました



試運転の結果、たまに、ポイント上の絶縁レールの上で、凸凹を拾って、
スタックする事が判りました
なんせ、0-6-0 、集電板を改造して取り付けましたが、
第2動輪の上下ストロークがほとんど無い状態ですから、
凸凹上では、2軸しか接触していない状態となるのです
2軸では、軸間距離が、絶縁レールにかかってしまうのです
致し方無しとして下さい
凸凹が無ければ、快調に走ります


下の 「V」 、スタックの状態 ⇒ 恥さらしですが、現実なので掲載します





ヘッドライトのムギ球は、少し暗いです
⇒ 球切れすると厄介なので、大きめの750Ω抵抗を入れています




室内灯点灯 ⇒ やはり、内装を淡緑色に塗って良かった



前後共、KDカプラー、ロングシャンクを装着 ⇒ なんせ、デッキステップがあるので、、
しかし、彼の国製、カプラーを装着するようにはなっているのですが、
幅が足らず、削りまくり、バリ、半田除去が足らず、削って、削って
なんで、その場しのぎの仕事しかしないの ⇒ ここまで共通しているとなると民族性だな




解放テコなんて、姿勢を知らないのかい
解放ピン抜きの角度も知らないのだ
⇒ 知らなくても、出来たよって部品が取りついていれば完成なんだ
邪魔で、KDカプラーが取りつかないのだよ ⇒ 解って取り付けてるの ???




設定 CV値

UP 0-6-0 #4407 SDN136PS QSI 14x25 0.5W
ファンクションキー CV番号 CV値 デコーダの電線色
電線ごとの数値 01[01] 02[02] 04[04]
ライト F-HEAD-L. R-HEAD-L. CAB LIGHT
F0 前進 CV33 05 ● CV51=A0
F0 後進 CV34 06 ● CV51=A0
F1 CV35 0
F2 CV36 0
F3 CV37 0
CV133 42
CV134 30
CV135 35
CV58 15

QSI スピーカーと、設置場所のおかげで、SDN136としてはまずまずの音量です
BR型の音源を使っていますので、F1=ONで、OFFの瞬間、汽笛短音となっています
ON保持で、自動汽笛


F12=ON を自作ベル音にして有ります
ただ、ON時に同時に汽笛は鳴りません ⇒ プログラムの関係で設定できません


完成です 可愛がってやって下さい

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レストア記録

2021/2/6 車輌が届いています





お見積もり・所見の為、試走・分解DCC機器搭載を検討しました

御依頼事項
機番  4407
電装  DCC化 ⇒ DIGITRAX SDN136PS 使用
 FヘッドライトDCC用配線
 RヘッドライトDCC用配線
 室内灯点灯化
車体  KDカプラー装着
 リヤヘッドライト姿勢修正
 リヤ、ステップ姿勢修正
動力  走行調整
注意事項  ギヤ異音

2021/2/17 着工しました



スピーカー、何を取り付けようかと検討していましたが、
ヘッドライトがクラクラしているのを発見してしまいました ⇒ 半田付けし直しです
で、塗装を少し剥がす羽目になり、室内をついでに、淡緑色に塗る事にしました




で、丁寧にマスキングして、吹き付けしました ⇒ 上得意様ですので、サービスです



スピーカーは、奮発して、QSI の14 x 25mm 8Ω 0.5〜1.0W を装着する事にしました

明日は、VOLVOちゃんのタイヤ交換に行きますので、余り進みません
余談 ⇒ 0-100km/h 5秒台で走る車ですので、MICHELIN 12,000km しか持ちません
これで 3-Set 目のタイヤ、2回目の交換です ⇒ 1km走るのに \10 以上かかるのだ
涙、チョチョギレルよ


2021/2/19 デコーダーを搭載しました



スピーカー、キャビンに入れると音が抜けず、音量が上がりませんでした
因って、エンクロージャーを改造し搭載します




スピーカーの音抜けの為、ギヤボックスの直上に搭載します
大サービスの錘自作です
⇒ この方式にたどり着くのに日にちを費やしました
動輪に掛かる重量バランスを向上させ、しかも、重さを10% 上げています
55gとなりました




撤去した既設の錘です



錘を搭載しました ⇒ 上半分が空間となります
この空間に、デコーダーとスピーカーを挿入します




挿入して火入れをして見ました
今日はここまで 明日完成予定です



2021/2/21 DCC化も予定通り完成したのですが、、、



順調に2/20 午前中で完成いたしまして、試運転・CHUFFの同期を取り調整していた処、
だんだんと、ショートを始めました
それまでは、とても、静かに、キュルキュル音も無く、突っかかりも無く、
超スローもスムーズに走っていたのですが、、、
だんだんと、ショートが著明になり、スタックをし始めたのでした


で、分解、上の写真、第3動輪、集電板の留め方にご注意ください
第1動輪、下の写真の集電板は、カシメにて留まっていますが、
第3動輪の集電板は、M1.4 のビスで主台枠に留めてあります
これは、修理した跡です ⇒ 当然ビスですから、頭に厚みが有ります
それが、車輪の非絶縁の内輪に接触した物と思います
ショートの原因は、ビスの頭が動輪の内輪に接触した物です
⇒ ビス頭の右半分が擦れて光っています






第1動輪の集電板に来ている主台枠内側の配線です ⇒ 他の半田付けも雑だね
これは、修理した跡だね




第3動輪の集電板に来ている主台枠内側の配線です



集電板を外しました ⇒ やはり、一度外したのでしょう
第1動輪側は、真鍮線をピン代わりに挿入してあり、
第3動輪側は、ビスです
この集電方式、設計が悪い ⇒ ショートし易く、集電が安定しない


で、施主さんに了解を得て、私の自作による集電方式で、改造しました



全分解し、奇麗にさらえて下準備をしました



絶縁の為、薄いプラ板を設置



0.2t の洋白板に、0.8W x 0.15t のリン青銅板を半田付け、集電ブラシを製作・装着



動輪を組みました ⇒ ほとんど隠れて目立ちません
※ ブレーキシューは、この段階で装着しないと装着出来ません




で、下廻りを組立、試運転しました ⇒ O.K.牧場
3軸集電としましたので、集電は、完璧、安定した走りをします
ただ、集電板が接触圧となっているので、起動が、2V位となってます

組み立てて完成 ⇒ 彼の国製は、走らすようには出来ていませんよ
棚の飾りです 高価な買い物はしないように !!


明日は、YOU TUBE に UP し、完成とします