OMI/AJIN UP MC-6 2-8-8-0 DCC化記録

2015/7/11 入線報告をいただきました



苦労して、DCC改造した甲斐がありますね
ターンテーブルまである立派なレイアウトです


2015/7/1 完成しました



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DCC化記録

DIGITRAX のSDH166Dを使用して、DCC SOUND 化を依頼されました

UNITED UP T-57 #1242 に引き続き、DCC化を行います


2015/6/27 着工です 何と、既に不動状態でした



DCC化に入る前に試運転をしてみたら、
何と、後部シリンダーの動輪がスリップして回らないのです
即、分解 ⇒ AJIN製のユニバーサルジョイントは、スリップすることがあるのです
で、分解修理が先なのです




分解しようと、主台枠をボイラーから、外そうと、ビスを捜しました
アッと、驚くタメゴロー ビスが一本アーリマセンカ ?

この車輌、前の持ち主が壊れているのを承知で、売りに出したのですね

米国の某有名、通販店からの購入だそうです

施主さん、レイアウトが、DCC路線なので、購入後、走らせてないので、知らなかったとの事



まぁ、分解しました



余談ですが、開放テコのピン、鎖が付いているんじゃないの
はたまた、ピンに通してあるはず ???
多分、KDカプラーにでも、交換しようとしたのかな



このジョイントがスリップしています



ギヤボックスを外しました
ジョイントも外し、ジョイントピンも外れて落ちました ⇒ それほど、ユルユルだったのです

樹脂のピンを金属シャフトに通しているのです すべって当たり前だろう
韓国製は、韓流美人、走らせてなんぼでは有りません ⇒ 棚に飾ってなんぼのもんです 
私は、KTM や TEN が好きですね



おっと、又、気がつきました、ハンドルが有りません、脱落ですね

で、捜しましたヨ ⇒ 在りました、箱にビニール袋に入れて在りました



ビスも在りました こんなん、有り ? ⇒ でも有って良かった

部品、捜そうって、なかなか無いよ



これですよ ⇒ もう片方も、スルスルです



シャフトの先を、ニッパーで、傷を入れ瞬間接着剤で、留める事にします



反対側もです 刃形を刻みます ⇒ 多少でも、接着力が向上します



で、修理完了

これで、やっと、DCC化のまな板に乗ったわけです

で、電球が着いていたので、球切れを起こさないように、電圧を測定して見ました

電球は、極性なし、で、点灯、因って、LED では有りません
12V かけてみました、0.86V 出力されていました
1.5V の電球ですね ⇒ LED と同じく、3Vかけるとパーですヨ タマギレ
テンダーにも、ヘッドライトが着いていますが、テンダーで、独立して集電してあります

スピーカーをボイラーに入れる予定にしていますので、
ボイラー部と、テンダー部を繋ぐコネクター無しでDCC化したいと思います

スピーカーは、20 x 40mm 8Ω 1.0W を使います

デコーダーは、DIGITRAX ボイラー部にSDXH166D
テンダー部にFL-12 を入れます

ここまで決まれば出来たような物です

チャフコンタクトも使って、チャフ音、完全同期にします
3日で作るぞ  ご期待あれ

2015/6/27 スピーカーが出来ました





20 x 40 のスピーカー、エンクロージャーを自作して、高さ、10mm にしました
これで、スピーカーBOXの下にSDXH166D を入れれば、O,Kのはずです

やはり、φ28mm のスピーカーと同程度の音量がしました O.K です



テンダーのライトの電気配線をしようと、分解にかかったのですが、
底が開くのと思い込みネジを全部外して見ました
⇒ 枕梁は、外れたのですが配線の穴しか開いていません

ん〜っ、韓国の人はどうやって組んだのか ?????
で、思い切って煙室戸の様に外れるのか試しにカッターナイフでコジて見ました

何と、外れたのでした ⇒ 目出度し目で足し・・・・

で、抵抗は、1KΩ入っていました



ボイラーのヘッドライト基板が、モーターの側に着いていたので、バラシました
何と、整流ブリッジ回路が組まれていました
で、抵抗は、やはり、モーターのインピーダンスを利用して有りました

で、テストしました ⇒ 1KΩの抵抗をかまして、13Vかけてみました

1.13V電球にかかっていました ⇒ O.K牧場

1KΩの抵抗を何時も通りLED回路のように使います

明日は、てっちゃん、お休みします

車、2ヶ月、ワックスかけていないのです 洗車します

2015/6/29 FL12、 LEDでないと動作しませんでした



テンダー内の基板です



1.5V 麦球 1Kオーム抵抗をかまし、配線しました



テンダーも同じく配線を済ませました



ヘッドライト、テールライト専用デコーダー FL12
一応、ヘッドライト側に配線 ⇒ 後で逆転設定をします CV29=07

で、繋いでテストをしました ライトが点灯しません

壊したのかと思い、もう一台、のFL12に、配線してみました
やはり、ダメです ⇒ んーっ
まる一日、遊んでしまいました

デコーダーを認識しないのです 当然 CV値も読み出してくれません

認識しないと言うことは、何か違うのだ、他の走行用デコーダーは、モーターが繋がっていなければ
認識しません モーターの変わりに1Kオームの抵抗を掛ける事でも認識させる事が出来るのだ
なら、抵抗が多すぎても認識しない設定になっているのではと、考えて見た

で、最後、LEDを装着してみました ⇒ やっぱり点くのだ

私のような使い方をする人はそんなには居ないとオモイマスガ、

DIGITRAX FL12 は、LED球しか動作しません

ご注意あれ !!

これから、LED を装着します

明日は、チャフコンタクトを作ります

2015/7/3 またまた、ジョイントがスリップ ジョイント全滅でした



右のジョイント メス がスリップしました
最初既にスリップしていた、クロスピンの相手もまた、最終で、スリップしたのでした
これで、ジョイント、スリップしていない全てのジョイントも補強しておきます

私の所に居る間に起こってくれて幸いでした

韓国製を買うときは、こんなことは十分承知の上購入してください



ウォーム側も予防に処置しておきます 
⇒ 今度もしダメになったら、ちゃんとした「ダルマヤ」の物に交換だヨ



前のシリンダー部に接続のジョイントにも、補強処置をします

これで、動力足回りは全分解修理をしたことになります
直りました 良かったですね

2015/7/1 やっと組みあがり、完成しました

※ 続きが有ったのです 地獄の改良修理でした
7/1 分を読んでください



試運転の様子、ご覧下さい





今日、夕方、完成したのですが、、、、、
あれほど、調子の良かった、チャフ音の同期、チャフコンタクトもバッチリ出来たのですが、

いざ、完成と、組んで、試運転しました ⇒ チャフ音が、途切れ途切れになってしまうのです

2015/6/30 朝に戻ります



FL12



テンダー用のFL12 に、熱収縮チューブをかけました



:結局、ヘッドライトは、LED1608 電球色を装着埋め込みました

レンズは、φ3.6 エコーモデルに変更装着 ⇒ 元のレンズが旨く外れませんでした



LED 1608 電球色にφ1.5 の光ファイバーを接続



Wテンダー完成 点灯、O.K
CV29 = 07 の逆転設定です

KD #5 装着 サービスです



チャフコンタクト、コレクターも一晩考えた末、やっと出来ました

ユニバーサル基板に燐青銅板を半田付け 主軸押さえ板にM1.0 のタップを切り、装着

底板、ブレーキロッド、テコ、シューとは、絶縁しています

これで、接続コード無しの、SL となりました DCCで無いみたいです

間違えて、DCに乗せても大丈夫、WDCCなのです
⇒ アナログでも走ります 但し、PWM 式はダメだよ



そして、上の写真の状態で、ベンチテスト、O.K〜O.K牧場なのです

で、喜びいさんで、組み立てたのです
で、試運転したら、チャフ音が鳴らないのです

で、今宵の残業です 7/1 AM 2:00 まで、かかりました

分解して、接続も調べました ⇒ 何の問題も有りませんでした

ただ、ボイラーを下回り動力と組むと、チャフ音がチャラ雄になるのでした

これは、白線(チャフのタイミング線)に信号を送る電圧が足らないのだ
⇒ ギリギリの所にあるのだ
と、過去の経験より判断、⇒ 案の定測って見ると、4.73 V しかありません
信号電圧差、5V以上で、チャフ音を刻むようになっているのだ

で、5V 以上になるようにしなくてはなりません

スピーカーの側にある、コンデンサーに行っている青線から、取ると、8V 電位差が出ました

だけど、車輪に組み込まれている、既製品のチャフコンタクトは、
車輪の右側、赤線に繋がっているのですヨ

どうすることもアイキャンノット

ふと、あることを思いついて、仕組みました ⇒ 何と、6.5V 電位差が出ました

オシエナイ ⇒ 企業秘密なのだ ⇒ で、組み直し、今、午前3時なのです

組み上げましたが、試運転できません
⇒ 真夜中のマンションだよ シュッシュッポッポは無いだろう

で、ご期待あれ、朝になったら、試運転するのだ
音量が結構な音量で、φ28 のスピーカーよりいい感じなのです

旨くいけば、7/1 完成 YOU TUBE にUP です

半田外れが出たりしましたので、赤いハンドルも着けなきゃならんし、
試運転が終わったら、最終修正です

2015/7/1 試運転をしました

ヒッヒッヒー チャフ音旨く出るようになりました やはり、電圧が原因でした

アッと驚くタメゴロー またも出ました

今度は、前側のシリンダー部がスリップを始めました

再工事で有ります 想像は付いていますよ



ハイハイハイ、またもや、ジョイントのスリップでした

で、組んで再テスト、走らせているうちに、またもや、突然停止

あ〜あっ、多分今度は、シリコンチューブが外れたと思いました

何でって ?

この写真を見れば判りますよ



このシャフトの長さ見てください ⇒ 4.0mmしか無いのですよ

だから、接着剤を塗布していたのですが、又、外れたと言う事です

こんなんで、チューブでは、無理なのよ ⇒ 私なら、こんな設計はしないですよ

TEN や、KTM、UNITED 等は、60年経ってもピリッともしていないのです
やはり、韓国製は、ちょっとだけヨの見る見る、\300 ですよ

で、決断、シャフトを延長します 8.0mm 伸ばします



細密パイプ 2.4 x 2.0 を半田つけしました ⇒ これで、12.0mmとなりました



クロスジョイントのシャフトも、8.0mm カット、して細密パイプを半田付けしました



シリコンチューブのφ2.4 用を使い、繋ぎました



組み立てました⇒ 丈夫に出来ました イルボンが設計すると、こうなるのだ



シリコンチューブだって、こんなに違うのだよ



ついでに、ハンドルを着けておきます φ0.55 キリで穴あけ



半田付けしました



赤を筆挿しして完了
で、試運転、今度は、O.K 牧場

ただ、このSDXH 166D の標準音源、UP CHALLENGER #3985 には、ブレーキ音が無いのです
音源を入れ替えた方が良いかも知れません

あと、R750 のS字カーブは、通過しません、脱線します
韓国製は、見るだけです ⇒ 走らせて遊ぶには、難ありですね

まずは、DCC化は出来ました
出来る限りの事はいたしました
可愛がってやってください

2015/7/2 またしても修理なのです



リターンクランクが、緩んでいた ⇒ 全点検、半田付け処理しました