珊瑚模型店 JNR C12 製作記録
東京都 H様 御依頼

2021/6/30 完成しました





スライドバーをニッケルメッキしました









泥ダメは、まともには取り付けできません
タンク受け台が邪魔しています
位置をずらし、ステーを加工して半田付け装着しています
又、サイドロッドが干渉します ⇒ 走りません、泥ダメの裏側を削っています




丁寧に塗り分けしました 天窓は、両面テープで留めています
我ながら、辛抱に製作しました、自分の車輌キットだったら、投げ出していたでしょう
ヘッドライトレンズ旨くはめ込みました 可愛がってやってください


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製作記録

キットが届いています





2021/6/6 着工準備にかかったのですが、、、

いきなり、珊瑚病にかかりました



部品袋を開けて、並べてみました



@主台枠の部品、#1-14 火室中板 左右各1 と、なっていますが、
上写真の相方が欠品なのです
どうも、#1-13,火室、#1-15 火室外板、左右各1と、なっていても左右で形が違うのです
⇒ 形がちがえば、我々設計やは部品名、部番を別に設けるのですが、、、
何分、組み立て説明書に、部品図が無く、三面図の主台枠組み立て図のうち上面図しか
書かれていないのです、しかも、上写真の様な、形(正面図)に相当する図か無いのです

因って、形が違うだろうと想像は出来るのですが、正確な形が解りません
想像で、自作するしかありません
多分、左火室、左外板に集電装置が取り付くような設計になっているので、左上の出っ張り、
それに、開けている穴が無い形、と、想像するしかありません


着手前日に、カウンターパンチを食らってしまいました ⇒ 先が思いやられます

2021/6/7 主台枠廻りが出来ました



火室の固定の仕方が解りませんので、載せているだけです

以下写真のようにして、宿題の欠品部品を作りました



火室中板(左)を 0.8t の真鍮板に重ねました



正確にコピーする為、半田付けしてしまいます



粗方切りだして、後は手仕上げでヤスリ掛けして、出来上がり、左が作った部品です



火室を組み立てようとピン穴にΦ0.8 の真鍮線を差し込んでみたら、
ビス穴の位置がこんなに違うのです ⇒ 笑っちゃいました



ピン穴の位置も、板によって微妙に違っているのです
とてもじゃ無いが、3/100 の精度は出ていないナ




ぐずぐず言っても、出来上がらないので、火室を私ながらに組み上げました
笑っちゃいました ⇒ 火室の幅、組み上げ寸法、11.6 だと〜ッ




主台枠を組み上げました ⇒ 幅の指定が有ったのです
8.8 +0/-0.1 だとさ
⇒ 部品の精度が無い割に、組み上げ寸法を言ってくれるでナイカイ




ブレーキシューを主軸押さえ板に半田付けしています
位置決め出来ないのです ⇒ もう、私の感覚が頼りです
両面テープにくっ付けて、100Wの (コテ先大型) 半田ゴテで、一気に半田を流します




こんな具合に確実に薄く半田を流し、経年で半田が外れないようにしています
このC12は、前作の96より、はるかに難しい半田付けを要求されます
難しいですよ 明日は、シリンダー、を組みます


2021/6/8 下廻り、ギヤボックス除く組み立て完成



第一動輪のイコライザーをセットしましたが、イコライザーの姿勢が安定せず
回転に突っかかりが出ます ⇒ イコライザーが不要に挙動が大き過ぎです
ロッドが着いて行きません




明日は、モーターを載せて、慣らし運転をしながら、ボディの組み立てに掛かります
が、明日は、コロナワクチン接種に行きますのであまり進みません


2021/6/10 モーターを載せ試運転、ショートしまくり



配線は、仮配線ですが、ショートしまくり、削りあるきました
また、ギヤボックスの取り付けが困難を極めます
火室をこれは、先に半田付けしなければ搭載不可と判断して半田付けしたのですが、
なんと、主軸押さえ板を外さなければ、ギヤケース底板を留められません
しかも、火室の中で、コイルバネを通して、モーターベース取り付け段付きビスを
差し込まねばなりません
見えない中で、感でコイルをビスに差し込むのです、十数分試行錯誤、格闘をしました
立派な火室なんて不要、火室底板なんて必要ないし外板のみ主台枠に半田付けで済む
⇒ 何を凝っているの、アホラシ
やはり、珊瑚さんの設計は、ドラフターで設計する世代ですね
私の時代は、青焼きの図面を卒論に提出した時代ですが、CADで設計していました
定年前は、3D-CAD でしたよ



慣らし運転が完了する位、角、バリが取れて来ると、ショートしまくり
担いバネが車輪に接触 ⇒ 第一動輪のイコライザーの挙動のせいです
担いバネを削りました




慣らし運転が完了する位、角、バリが取れて来ると、ショートしまくり
先輪イコライザーが車輪に接触 ⇒ イコライザーの幅がひろすぎるのだ
こんな復元バネなんか不要です、他の方法をとるべき
だから、先輪イコライザーを主軸押さえ板を抱き込むように留める羽目になるのだ
先輪イコライザーを削りました ⇒ ガタが出始めると、又、接触すると思う
車軸にスペーサーを噛まさないとダメのようです
⇒ 塗装後組み立てする時の対処とします




従輪イコライザーも同様です
とんでもない設計だ、設計が悪いと、ブツブツ言いながら兎に角、試運転完了
OK牧場にまで、調整、改造をしました 一日がかりでした


明日から、ボディの組み立てに掛かります

2021/6/13 ボディの製作に掛かっています



以下、6/11 夜までの仕事です ⇒ここまで出来ていました





仮にランボードに差し込み、ハシゴを製作しています

2021/6/16 デッキ廻り・ランボードと、ボイラーを合体、が〜、



ランボードをボイラーに装着するにあたり、水タンクを組みましたが、
部品表、部番、組立図すらありません ⇒ 完成写真の無い、ジグゾーパズルです
わたしなら、こう、設計すると言う逆読みで組みました
普通に組もうなんて甘い考えは、お捨て下さい フツーに組み立て不可です
なんか、部品も余っています




バックプレートを半田付けして、ランボードをボイラーに半田付け固定
⇒ 水タンクを水平垂直にランボードへ固定半田付けするのは困難を極めました
組み立て完成写真を拡大して部品の配置から読み取るしかありませんでした
はいはいはい、ここで、問題発覚です
バックプレートを取り付けたら、モーターを下から差し込むしかなくなりました
因って、モーター幅、14mm ボイラー裾幅、13.2mm ハマルワケネーダロ アホカ
やっぱり、珊瑚病、組み立て確認、改良がなされていないのだ
脱着したり、塗装をしたりする事を考えて居ないのです
0.4t の板を削って無くしても、14mm、 ⇒ 削るは、有り得ません
立派な火室を削って、モーターを90度取り付けを変更するしか有りません
施主様如何されますか、私を信じてお任せ下さいますか、ご連絡ください
モーター下に1.0mm スペースを作らねばなりません、上方向は問題無しと思われます
旨く改造出来る保障はありません、




右、排障器が前に出ているような写りですが、位置は合っています
排障器も端梁に半田付けは非常に難しいです




水タンクの水平、垂直、位置は合っていると思います

2021/6/19 キャビンが大体組めました









仮に下廻り動力に載せてみました
⇒ キャビンは組める物は全て組んでからボイラーに半田付けします

部品袋は全部開けました、相変わらずのジグゾーパズルです
どこに取り付けたら良いのか解らない部品が沢山残っています
まぁ、組める所から組んでいきます
⇒ 寸法が合った所が取り付ける所だと思いながら仕事を進める事です


モーターはあらかじめ、ギヤボックスと組んでありましたので、
ボイラーにそのまま組もうとしましたが、入らなかった訳です
⇒ モーターを縦にセットし直さないと組めません




幸いモーターに4箇所ビス穴が在りましたので、すぐに組み直せました
モーターのシャフトがギリギリです ⇒ バックプレートに触れ気味です
モーター配線もコンパクトにしないと、入りませんし、ショートの原因となっています


※ モーターのセット図、写真も取説には記載がありませんでした



第三動輪の集電板が、ボイラー裾に軽く接触しているのに気がつかず、
ショート対策に手間取りました




試運転、O.K.牧場となりました。重量もかかり、スローも効きます。
突っかかりは、気にならない程度で収まっています
塗装後また調整は必要とは思います

後、水タンクの組図は、最後にありました ⇒ 私のハヤトチリでした


2021/6/21 キャビンを合体させる時がきましたが、、、



仮に載せてみましたが、窓ガラスを入れ切れない場所が在る事が判明
キャビン屋根をも半田付けしてしまうと、どうやって窓ガラスを取り付ける???
せめて、屋根をビス留め方式に改造して組めば何とか窓ガラスが取り付けれるかな




上廻りディティールは半田付け完了



これをボイラーと半田付けしてしまったら、後ろ妻板、キャビン底板も塞がれているので
屋根をも半田付けすれば、塩ビ板を上手く取り付ける方法がありませんヨ
施主さんに相談する事とします


明日は、ワクチン副反応治療の為、病院に行きますので、仕事は進みません

2021/6/22 キャブ屋根をビス留め方式に改造しました



M1.4 のビスで留めた状態です



ビス留めした上に 8-20 天窓Bを接着します
アリャリャンリャン、8-19 天窓 AEH が指圧で曲がっていましたネ
後で修正して置きます




キャビン内に取り付けステーを追加、半田付けしています

今日、コロナワクチン副作用の治療に行ってきました
なんと、腫れたリンパ節、1個では無かったのです
7個前後、葡萄の様に、顎下から、首の付け根にかけて鈴なりでした
最大の物、29mmが1個、 その他は、20mm前後の物でした

6/10  ワクチン1回目接種  当日・1日目問題無し  微熱は有り
6/12  ワクチンセンターに相談  2日目 急にリンパ節腫脹  月曜日に掛かり付け医に相談をしたらとの事
6/13  病院のERで初診  病院に直接TEL 診断を交渉  3〜4日様子を見るとの結論 35x25のリンパ節を1個確認
6/15  病院のERで再診  3日が待てず予約無しで再診  尿・血液・CTスキャン 炎症値 4.4 ステロイド錠剤支給
6/22  病院の一般外来で再診  予約通りの再診  リンパ節腫脹は幾分縮小 炎症値 0.37
7/29  病院の一般外来で再診  予約  治療法は無い 自己回復が頼り 1ケ月以上掛かるかも、、

以上が経過ですが、6/12〜6/15の2.5日間「様子見」の判断をされた事が残念でなりません

明日はランボード・キャビン下廻りを組立します

2021/6/23 ランボード・キャビン下廻りに掛かりました



奇麗にキサゲていますが、とても難しい半田付け固定作業です



冷却管を作りましたが、エアータンクと連結しているので難しい半田付けの連続です
⇒ 取り付けステー以外に部品は在りません、真鍮線を曲げ細工します



KD #711 も、取り付けて高さを合わせて置きました

明日は、ランボード下・キャビン下・ボイラー廻りの配管に掛かります

2021/6/25 生地車体完成しました



キャビンの手すりが違っていました ⇒ 縦雨樋を兼ねていましたのでやり直しました



アッチャー、タンク下の配管が曲がっていますね ⇒ つかんだ時曲げたのだ
後で直しときます










試運転、錘も搭載して走らせました ⇒ O.K.牧場



こんな部品が余ります、速度計の支柱でしょう ⇒ 小さい方を使用しました
なんか、1/80 と、1/87 の部品が一緒に入れてあるようです
でも、高さ的には、帯に短し、襷に長しです
⇒ 大きい方を使うと何となく全体が大き過ぎる気がします


やっと明日から、塗装に掛かれます

2021/6/28 塗装に掛かりました



動力廻りは、組み立て完了
明日完成予定