天賞堂 9600形 79618 DCC化記録
東京都 H様 御依頼

2021/4/22 完成しました



アドレスは、#9618



以下、支給頂いた、モデルランド田中様の設定CV値、各ファンクションの説明書

                モデルランド田中           2017.3.28
Digitrax SoundFXデコーダ用 Sound Project File/SL−D ご紹介
◆対象デコーダの形式/種類: Digitrax 4Mbit(以上) SoundFXデコーダ
◆SPJ(Sound Project File)名: SL-D.spj
◆推奨利用車種: 蒸気機関車(D51など)
◆ファイル内容:
Digitrax社HPのSoundDepotからダウンロードできる「LV-2102」のspjファイル
をベースに、D51用にD51498の音を独自に編集したものに入れ替えています;
チャフ音、長笛/短笛、コンプレッサー音、蒸気吹出し音、シリンダー吹出し音、安全弁吹出し音
エア抜き音、自動給炭機音、連結器音など。
◆ファンクションとCV値:
ファンクションとCV値については、LV-2102.spjファイルの設定に従うことになります。
<ファンクション>
F0- ライトON/OFF
F1- ボイラー音 (CV146=0にしておいて下さい)
F2- 長笛 (CV150=0にしておいて下さい)
F3- チャフ音切替 (ONにすると力行チャフ音が巡行チャフ音に変わり、
   OFFにすると力行チャフ音になります)
F4- シリンダー吹出し音カット(ONにすると発進時にシリンダー吹出し音を鳴らさなくなります)
F5- 水ホンプ音
F6- 蒸気吹出し音
F7- 連結器音
F8- ミュート (消音)
F9- 短笛 (押すたびに音が出る)
F10- エア抜き音 (押すたびに音が出る)
F12- 安全弁吹出し音
F13- ブレーキスキール音
F14- グリースアップ音
F15- 給水音
F16- コンプレッサー音
F17- 石炭搭載音
F18- 自動給炭機音 (F1onのときは鳴りません)
F19- クロッシングゲートホイッスル(踏切通過時のホイッスル)
F11は未使用(押すたびに音を出す)
<サウンド関係のCV値>
[ ]内の値はデフォルト値(工場出荷時の設定値);
CV58 マスターボリューム(0=最大) 1-15 [9]
CV60 サウンドスキーム(0にしておく) [0]
CV133 チャフ音/カムの構成定義(インチ単位での動輪直径、128⇒外部カム)
     0-127 [63](=>55に設定:D51の動輪は55インチ)
CV134 ギヤ比の調整:32⇒100% [32]
CV135 ミュート時のボリューム 0-64 [00]
CV140 チャフ音のボリューム 0-64 [32] (=>60程度がよいです)
CV141 ボイラー音F1のボリューム 0-64 [25]
CV142 ホイッスルF2&F9のボリューム 0-64 [60]
CV143 コンプレッサー音のボリューム(CV171=1のとき) 0-64 [12](=>16程度がよいです)
CV145 発電機音F0ボリューム 0-64 [15]
CV146 F1のサウンドの動作間隔(0にしておく) 1-100 [0]
CV150 ホイッスル種類の選択(0にしておく) 0-2 [0]
CV154 安全弁の蒸気放出音F12のボリューム 0-64 [12] (=>24程度がよいです)
CV161 逆転器音のボリューム(方向転換時に鳴る) 0-64 [40]
CV162 コンプレッサー音F16のボリューム 0-64 [64] (=>16程度がよいです)
CV163 給水音F15/石炭搭載音F17のボリューム 0-64 [24]
CV164 ブレーキスキール音F13のボリューム 0-64 [32]
CV167 発進後に鳴るシリンダー吹出し音(F4OFF時)が止むスピードの設定 0-64 [32]
(=>10〜16程度がよいです)
CV168 自動給炭機音F18のボリューム 0-64 [32]
CV170 減速時に自動的にブレーキ音を鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1]
(=>0がお薦めです)
CV171 コンプレッサー音をCV174の間隔で自動的に鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1]
CV172 自動給炭機音をCV175の間隔で自動的に鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1]
CV174 コンプレッサー音を自動で鳴らす時間間隔 0-255 [10]
CV175 自動給炭機を自動で鳴らす時間間隔 0-255 [20]
注) モデルランド田中は この資料とSL-D.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こ
   される結果に対し責任を負いません。

完成です 大事にして下さい

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DCC化記録

2021/4/4 車輌が届いています



キャブ屋根の角、タッチアップ補修御依頼



キャブ屋根の角、タッチアップ補修

助手席側、窓ガラスが外れています

2021/4/16 着工です





御見積り時、テンダー側のヘッドライト配線が見えたので、配線のみの見積もりをしました
が、本日、ボイラー側と連結し、試走させました処、ボイラー側ヘッドライトの配線は表現でした
私の勘違いで、配線のみの点灯化代金で見積もりをしています
この2灯ヘッドライトは、加工が難しく、ヘッドライトケースに穴を開けたりすると
半田外れの恐れもあります
また、配線(配管)の表現も既に在り、その上、LEDに供給する配線が加わると、
施主様ご指摘の「不細工にならないなら、点灯化」と言う項目に引っかかりますので
ボイラー側の2灯ヘッドライト、LED点灯化は辞退を致します、ご了承ください


試運転の結果、多少、集電不良がありますが、突っかかりは無く、安定した走行をしています

2021/4/18 組み上がったのですが、、、、



試運転しています ⇒ 電源が、微妙に接触不良になります
連結間隔が狭く、配線コネクターを出来るだけ小さくしたかったので、
テンダーからの集電のみにしました
因って、不安定な3軸車輪から集電するので、
少しの段差を拾って電源が途切れるのです

錘を追加で載せると、多少症状は軽減します



余りにヘッドライトが暗いので、取り付けられていたムギ球から、
Φ3.0のLED球に取り換えました



窓カラスが反対側も外れてしまいました ⇒ 上手く接着されていないのです
やっぱり、韓国製の天賞堂ですね、テンダーの内側に
MADE IN KOREA SKI と、ありました


屋根の補修塗装を良かれと思い、吹き付けで丁寧に塗装をしたのですが、、、、
あっと、驚く、韓国製、マスキングテープに耐えられませんでした
ベロリ、塗装が剥がれてしまいました ⇒ どうも、プライマーを省略してあるようです
まぁ、再塗装に半日費やしてしまいました
施主様、申し訳ありません ⇒ キャブの右側面、判らない様には、塗装しました


音源は、モデルランド田中さん支給のSL-D を改造
AIR POMP、SHOVEL ( COAL ORGER と入れ換えの為 )、CHUFF ( 力行用に )、
SHORT WHISTLE、LONG WHISTLE 音を自作挿入
スピーカーは、SOUNDTRAXX Φ28 8Ω 0.25W を設置
CV値調整済みました


明日は、集電対策を済ませ、石炭を載せます

2021/4/19 集電対策が出来ました



錘を35g 追加しました
集電不良の原因は、テンダーの右側車輪からの集電ブラシの位置
⇒ ずれて、1輪しか上手く集電出来ていませんでした
ドローバーがワンタッチ式で、接触圧が大きく、テンダーの車体の揺れを
規制してしまっていました ⇒ 車輪が姿勢に因っては、浮く車輪が出る訳です
もう、ドローバーは、電流を通していませんので、ユルユルの普通のドローバー
にしたほうが、テンダー姿勢の揺れが自然になり、通電には有利なのです
後、錘を追加する方法が有ります ⇒ この方法を選びました
理由は、モーターに給電するコネクターの動きがかなりきついので
ワンタッチ式のドローバーの方が連結し易いからです
試運転、OK牧場、スローも良く効きます
散水管、渡り板が、テンダーの車体に接触したら、ショートします
御注意あれ !!


石炭のベースとする金網の在庫を切らせていまして、入荷待ちです
入荷したら、石炭を積みます


2021/4/20 真鍮金網を加工し石炭を固着中



ほぼ、固着するのに、一日かかります ⇒ 固着後塗装
4/22 完成予定 YOU TUBE に UP します