TENSHODO NP Z-8 4-6-6-4 DCC化記録
東京都 H様 御依頼

2019/7/30 YOU TUBE に UP しました



モーターにトルクが無く、カーブで相当に力を食いますが滑らかには走ります
⇒ やはり、昔の缶モーターなので仕方なしです










完成です 可愛がってやって下さい

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DCC化記録

2019/7/19 着工しました



見積もりの為、バラしましたが、とても面倒でやっとの事で分解出来ました
2モーターで信頼性のある動力回りです
⇒ めったに壊れる事は有りません、バラしたら組めなくなりますヨ




テンダーも台車枠を外し、配管もかわしながら外さなければなりません

この車輌に付属のはずの部品、ベスティビュール(通廊)が欠品となって居ます
当方にて装着走行が出来る通廊を設計・製作する事になりました


2019/7/20 ボイラー部の配線が出来ました



キャビン床板に配線の為の穴を開けました
⇒ 切粉を洗い流したら、キャビンドアの窓カラスが無くなりました
後で作り直さなければなりません
組み上げていると、キャビン下の配管、半田がポロポロ取れてきました
4箇所半田し直しました


接続コネクターは、全接続線では、8P となるので、
動力側 3P、 スピーカー、ライトで、5P の2個に分けました



元々のヘッドライトへの配線です
アースからプラスコモンの電源を取って居ますので、分離し別配線にしなくてはなりません




配線をDCC用にし直しました



煙室内、煙突下に、ZIMO LS-26 を切削加工し、ギリギリ押し込みました



押し込んだスピーカーをスポンジで固定しています



2台のモーター、主台枠からの集電に配線の量を食います

明日は、テンダーの DCC用配線、デコーダー設置、プログラムを行います

2019/7/21 テンダー部のDCC配線が出来ました



HB スピーカー、32 x 32 x 24  8Ω2W
テンダーボディ、幅が狭く押し広げながら、押しこみました

高さもやっとで、錘の位置を変更しなければなりません



錘、どうも切断分離して装着しなければ重心のバランスが保てません



リヤヘッドライト、ライトケースを自作、作りなおして半田付け
LED 1005 電球色を埋め込みました ⇒ レンズはエポキシ流し込みです



配管が次々と半田外れしてきます ⇒ スピーカーの上、3箇所半田し直したところです



昨日から気になっていたのですが、、、、
前シリンダー主軸押さえ板、留めネジが付いていません
他の天賞堂 NP Z-8 の WEB 写真を見ると着いているのです

主軸押さえ板にタップが切ってあるのですが、M2.6のビスは入りません
かと言って、M2.0 ではスカスカなのです
M2.3 のネジを使っているのでしょうか




気になって仕方がないので、開けてみると、、、、
なんの仕掛けもありません、ただのビス穴だったのです

この主軸押さえ板、他の機種と共用しているのかも知れませんね

組み立てたら、明日から通廊の設計に掛かります

2019/7/22 試運転しました







R790走行時の機炭間状態



R790 S字カーブ、機炭間最大ズレの状態 ⇒ 距離が近づきながら、ずれる
この状態での機炭間距離 = 14.5mm
直線線路上での機炭間距離 = 17.0mm
車体中心線からのズレは、15.0mm

直線走行時に的を合わせた通廊を考えるしかないナ
明日は図面を書いて見ます

2019/7/23 CADで設計を始める準備が出来ました



下準備が出来ました 既存の車体図面です
機炭間は、図面上 17.5mm となりました
R790 走行時 角度約 17.5度で、通廊の隙間をどの位に収めるかです

R790 のS字カーブはあきらめないといけないようです ⇒ 緩和曲線で対処かな
設計を進めます

2019/7/24 組み立て図が出来ました



一応、天賞堂方式が取れるように設計しました
⇒ が、走行追随性改良の為、2分割で設計してあります
後は、試行錯誤で、どこを固定するか考えます

多分、S字カーブはダメでしょう
課題が残って居ます ⇒ 機炭間でショートしない様、何所に絶縁体を入れるかなのです
絶縁体を入れる寸法的用意は織り込み済みです
連結ガイドの丸棒も取り付けられる様に用意はしてあります ⇒ 多分、飾棚の肥やしだね

明日は、部品図にバラして、部品の製作に掛かります

2019/7/25 試作通廊が出来ました



2分割に設計して見ました ⇒ いざとなったら、繋げば天賞堂方式となります
飾りの部品は、まだ取り付けていません



ボイラー側の通廊の部品図ですが、このように簡単に書いて寸法を出しています





明日は、仮付けして試運転をしてみます

2019/7/26 試運転しました

キャブに通廊ボイラー側を固定
R790 R790 S字をDCC運転にてクリヤーしました


以下、直線走行時、通廊姿勢



テンダー上のビス、M1.4にデルリンのワッシャーを二重にかませスベリを良くしています
このビスでテンダー側通廊を吊りながら、姿勢に因って吊る位置を移動させています




設計通り、ボイラー側通廊とテンデー側通廊の間隙は0.4mm となってます

以下、連続 R790 曲線走行時、通廊姿勢





片側は、パックリと、隙間が出来ます
⇒ 通廊内をDCC配線が、8本通っているので仕方無しです

白い部品は、ABS材料で、テンダー側通廊の姿勢を維持、すべり・絶縁に対処しています

以下、R790 S字曲線走行時、通廊姿勢





以上の様に、DCC運転で、爆音を轟かせながら、無事走行通過いたしました

施主さんの了解を得ましたので、上記方式にて完成させます

但し、この土日は製作を休ませて頂きます
梅雨が開けましたので洗車、愛車にワックスを掛けてやります

2019/7/28 通廊が出来ました



テンダー側通廊には、下側にも姿勢案内用の真鍮パイプをM1.4ビスで取り付けています



一応、天賞堂の通廊に着いている装飾部品は面倒でしたが、
手抜きせずに自作して忠実に表現しています ⇒ 1日掛かりました




絶縁の為、キャブに両面テープにて装着します



DCC用の配線を通す為、既設のスプリングを受けるステーは、2分割にしています

明日は、デカールを製作します

2019/7/29 完成しました



通廊が出来ました



コネクターを接続したところです



「5148」 N.P. Z-8 のデカールを作成しました



テンダー側通廊です



ライトケースの「5148」 きっちりと貼りました



CAPACITY 25,000 デカールを装着



「 NORTHERN PACIFIC 」 装着

ボイラー、テンダーとも、少し、艶有のトップコートをかけました

明日は、YOU TUBE に UP します