TENSHODO GN F8 2-8-0 DCC化記録
東京都H様 DCC化御依頼

2019/3/16 YOU TUBE に UP しました



御注意 QSI を初めてご使用される方へ
F9 を クリックして、運転終了モードで、終了した場合、
次回、DCC運転する際、運転が再開されません ⇒ 無音で、走行もしません
壊れたと錯覚します
初期のPROTO 2000, BLI, ATLAS 等も同じです
この場合、F6 をクリックしてSTART UP して下さい

QSI のサウンドを楽しんで下さい
次回のご来店をお待ちいたしております


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製作記録

2019/3/10 車輛が届きました



2019/3/10 見積もりの為、分解しました



第4動輪のブレーキシューが割れています ⇒ プラ製のお約束です

KTM 製の物は修理、自作しやすいのですが、天賞堂の物は、ネジの貫通穴が割れると
瞬間接着剤で補修しても、ネジ留めする際、座屈し、近くの部位が又崩れるのです


ですから、真鍮パイプを輪切りにして、外側からはめ込み割れない様に
パイプ共々、割れた所を瞬間接着剤で固めてしまうのが一番良い方法と思います

結構な手間がかかります



CAL SCALE の部品を持ち合わせていますが、190-444が良く似ています
主台枠に穴を開け直し、真鍮製にするのも手です ⇒ 正規部品の入手は困難でしょう

第4動輪のブレーキシューが一番破損しやすいのです





何と、ボイラー受け、施主さんの想像通り、瞬間接着剤で、固定されていました
補修塗装をしますか? ⇒ 見えない所なのでこのままにしておきますか?



Φ16の手持ちモーターがあると思っていましたが、勘違いでした
マシマのΦ20 モーターでした ⇒ キャビンの床を片側1.5mmずつ削れば入るのです

Φ16よりはるかに低速トルクはあるので、スローが安定しているのです
ここは、少し削ってΦ20のモーターに換装したほうか良いのでないでしょうか



KDカプラーの取り付けベースが形状が悪く、首が垂れて、マグネットに干渉し、
後進時、突っかかって、脱線してしまいます


ベースを削らなければ治りません

多少、集電は悪いですが、走行調整すれば治るでしょう
動輪の位相は狂いはないようです 走行はスムーズになるでしょう


2019/3/14 着工し、DCC化しました



道路向いの母親の家の脱衣場(水洗廻り)を日曜大工をする羽目となり、
予定を先行して、3/13より、DCC化の作業を「夜な夜な」 していたのです




CHUFF の同期が上手く取れず、カムコンタクトから、完全同期をとりました
まっ、サービスします ⇒ せっかくカムが着いていますので、、、、
但し、天賞堂のカム、低速で、チャタリング ( 二度打ち ) をたまに起こします
これは仕方なしです




せっかく、QSI で、DCC化して頂けるので、
ここは、大音量のQSI の1.25" Φ32mm、スピーカーを大サービスしました

デコーダーは、QSI QUANTUM REVOLUTION-U
音源は、q2 FILE 3050-543 PRR H10 2-8-0 をベースに
CHUFF 音、汽笛、発電機、コンプレッサー を選択装着し、それらしさを表現しました

汽笛は2種類入れています ⇒ F11 を押すと、押すたびに切り替えが出来ます

改造した、デコーダーの現ファイルは当方で保管しています



新品、QSI スピーカー、TOPTONE の3倍のコスト、1.0 W でも、すごく音質が良いのだ !!



取り付けられていた、テンダーの錘、こんなに重い錘を着けている理由は、
台車の集電が悪いからなのです ⇒ が、再装着するスペースが無く、撤去




因って、台車中心ピンのスプリングを柔らかい物 ( KS モデル製 ) に交換、
左右の揺れに対応すべくM2.0 のワッシャーをボルスター上にかませています




装着した自作、CAM-CONTACT です
試運転で、CHUFF の二度打ちが多発しましたので、線の形状は変更しています



モーターを載せ替えました 手持ちの新古品、マシマのΦ20 です



コネクターは、ハーフピッチの5P 使っています
モーター電源線2本、CHUFF 信号線、ボイラー側右レールの電源線
4本の配線ですが、5Pの理由は、差し違えに因る、
デコーダーの損傷を防ぐ為です






反対に差し込むと、逆走し、CHUFF 音がしませんし、音が進行しません



作業中、エアーホースがポロッと半田外れしました



ブレーキシューを修理しました 2.6 x 2.0 の真鍮パイプを加工、
破損箇所を抱くようにして、舜接で固めました


試運転をし、集電不良を退治
⇒ 4動輪の主軸をΦ0.4 のリン青銅線で、連結集電

テンダーの枕梁と、台車枠の大きなガタ、集電不良の原因となっていました
隙間を調整、ガタを撤去、コイルバネ交換、M2.0 ワッシャーの挿入で、
集電も安定、非常に安定した低速走行も可能となりました

今回、施主さんから、初めてDCC化の御依頼を頂きましたので、
大奮発のサービスをさせて頂きました


大音量、高音質のQSI SOUND やっぱり、イイネ
アドレスは、 「1219」 と、しています

明日、YOU TUBE に UP します