PFM/UNITED
UP S-6 0-6-0 DCC化記録
神奈川県M様 DCC化御依頼
2015/7/11 入線報告をいただきました
モーターを苦労して換装した甲斐があります
可愛がってやってください
2015/6/21 完成
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DCC化記録
DIGITRAX のSDH166Dを使用して、DCC SOUND 化を依頼されました
昨日、車輌が届きましたが、破損していました
開梱したら、このような状態でした
ステップが曲がり、エアーホースが脱落していました
2015/6/15 着工です
EF58 が少し遅れましたので、今夜から、分解を始めます
2015/6/16 モーターの換装について考察しました
施主様よりの要望があり、換装を模索して見ました
車体を分解しました
長軸のモーターシャフト、φ2.4 に直接ウォームギヤが装着されています
この車輌に適応サイズの缶モーターシャフトは、φ2.0 のシャフトです
ですから、装着されている、M=0.4 のウォーム、穴径 2.4mmに対応する為には
2.4 x 2.0 のパイプをかぶせないと装着出来ません
上のウォームは、安達のギヤボックスに附属のM=0.4 のウォームに、
2.4 x 2.0 の真鍮細密パイブを通して自作してみたものです
私、愛用のマブチモーター ( CN16 より少し長いモーター 、トルクも強い ) に、装着してみました
メタルが安達のとは違いました、左側のメタルは、合同の物、右は安達製です
モーターの性能は、
棒型モーター 空運転時の電流値 350mA
缶モーター 空運転時の電流値 100mA
トルクは、全然違いました ⇒ 棒型モーターは、キドマイティ位の力しか有りません
6〜8V 時、指でシャフトをつまむと、すぐに止まります
マブチモーターは、止める事が難しいのでした
各モーターの比較写真です
実際に組んで、主台枠に載せて見ました
⇒ メタルは、先端の合同製の物しか密着していませんが、試運転は出来ました
キャビンから見た様子です ちゃんと収まります
結論的には、真鍮パイプに装着するメタルとの摩擦が心配 ⇒ 磨耗が早い
ウォーム先端部を鉄製のシャフトにウォーム内で、切り継ぐ方法を取れば、
磨耗は、さほど問題は無いと考えられます
缶モーターに交換するためには、ウォームの抜き替え、真鍮パイプの使用が必要です
後、ボイラー部に、SDH166D のデコーダーが入りそうに有りません
SDN136PS を試そうと思います
テンダー部に入れると配線が3本余分に必要なので、躊躇します
スピーカーは、やはり、φ28 は、入りません
φ20 を装着します
2015/6/17 モーターの換装を完了しました
施主さんのGOが出ましたので、モーターを取り替えます
上のモーターが、元の棒型モーターです
何と、ウォームが抜けませんでした
⇒ ウォームが傷ついて使えなくなりそうになったので、止めました
で、そのまま使えるように、ギヤケースを組んでストック用にしておきました
唯、モーターステーを新しく載せるマブチモーター用に加工、取り付けを済ませていたので
元のモーターを使う時は、ステーを作らなくてはなりません
で、新モーターは、マブチモーター、ギヤBOX は、安達製
シャフトは、切り継ぎました ⇒ φ2.0 モーターシャフトに、2.4 x 2.0 真鍮細密パイフ
それに、ウォームを通して、ウォームの先端に、φ2.4 のスチールシャフトを通しています
こうしないと、真鍮パイプと、オイルレスメタルのスベリでは、磨耗が心配だったからです
もっとも、ウォームホイールが安達製と、マッチしたので
安達のギヤBOX を新品部品でストックしていたものが使えたのです
ギヤカバーは、低すぎて、動輪のフランジから下に出るので、カットしました
⇒ 穴開きになりました
試運転の様子をご覧下さい
※ テンダーは、今、バラしているので、同じく、
合同製のFRISCO 2-10-0 RUSSIANを代用で使用しています
約、1.2Vで起動します ⇒ パワーパックが1.5V〜なので、ラビットスタートです
でも、DCCで動かすとスムーズになって、超スロー運転も出来ることでしょう
O.K 牧場
では、車体の修理に移ります
テンダーの横に着いていた、何だか判らない、CUSTOM PARTS
グラグラしていたので、半田で補強しようと、コテを当てたら、片側のステーが融けたのでした
何でかって、プラ板のステーだったのです
⇒ 悲劇、いらん事するんじゃなかった 仕事増やしたダケダヨ
で、ステーを自作し、半田でキチンと装着しました
ヘッドライトも苦労して取り付けました
⇒ 半田付けしていたら、次々と、バレて行ったのでした
ですから、低温半田も使っています ご注意あれ !!
LED 1608 を入れる為に、穴あけ、配線用に煙室戸にも穴をあけました
で、下の真鍮線、元付いていた、配管表現の部品、外しましたが、撮影後きちんと装着しました
汽笛の弁に繋がる部品、ロッドでは無いか、昔だから、ロープかもネ
外れてしまった、またしても、瞬間接着剤だね
完成間際の最後に半田して取り付けます しかも、もう少し細い物にします
これから、スピーカーの取り付けをします
気を取り直して、φ28 を入れてみます
2015/6/19 DCC搭載出来ました
やっとこさっとこ、φ28mm スピーカーを積み込みました
コネクターが5Pとなり、5P では、動きが制限されて旨く無かったのです
で、2P ヘッドライト用 3P 電源用、モーター用に分けました
2P を反対に付けるとライトが点灯しません ⇒ 極性が逆になるわけです
3P を反対に付けると、モーターの回転が逆になり、前進時、ヘッドライトは点いても、後進します
ただ、壊れはしません ⇒ 継ぎ変えてください
リード線は、伸縮出来る様にくるっと、後ろから前に配置しています
キャビン側です コネクターを床に固定しようとしましたが、
ボイラーとテンダーの連結間隔が少なく、リード線に自由度が制限され、
走行に差し支えが出るのでブサイクでも余裕を持たせて、
キャビン内で、コネクター、配線・コネクターが自由に動けるようにしました
ヘッドライトを取り付けました ⇒ LED1608 電球色です
前進時 ON です
試運転の様子ご覧ください
今の運転時の音は、標準で入っているものです
チャフのタイミングのみ合わせています ⇒ CV134=26 に設定しました
この後、音源を如何するか、施主さんと相談です
2015/6/20 ホイッスル音変更完了しました 完成です
010,011,012,013,026 の項目を音を変更、UP S-6 ******としています
ホイッスルの弁に繋ぐ、ロープかな? 復旧させました
2015/6/21 完成
ベル音 修正しました ⇒ メモリーを一杯一杯まで使い切りました
何でかと言うと、ベル音の響きが足らない音と成っていたからです
1.2secまで、伸ばしました
残部品の整理です
モーター、ウォームASSY となります 予備部品として保存して下さい
テンダーの錘です ⇒ デコーダー、スピーカーが入った為、設置場所が無くなりました
外れていたエアーホース ⇒ KDカプラーの動きを邪魔するので、装着を止めました
箱に入っていた、不明な部品、給水バルブと思われますが、
BRASS TRAIN.COM の製品写真に装着されていないのです
他の車輌の外れた部品が混入されていた可能性が大です
蛇足は嫌なので、取り付けませんでした
以上、4点、余りました お返しします
では、次を製作いたします