珊瑚模型店 キハ 07 製作記録
水島臨海鉄道 キハ320 を改造製作する

2012/9/27 涼しくなって、完成 紆余曲折有ったが、やっと出来た



左のホース、まだ、よう切らん
何時でも切ろうと思えば切れるヨ


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製作記録

ヤフオクで、珊瑚模型店のキハ 07 がでたので、
高いのを承知で、落札した
届いて、開けてびっくり玉手箱だった
何と、40年は、経っていると思われる、骨董品だった
出品者も「何でもや」の古物商だったのだ
まあ、使えるものは少なかったから、何とか使えるのは
ボディのエッチング板位かな床下機器も古〜いのだ
嘆いてもしょうがない、キユニ 07 と一緒に製作する事と、相成りました

古物商から、落札する時は要注意
古い事に価値観を持っているのだ


製品内容ですが、付属の台車は、ドロップ製の物
ギヤは、インサイドギヤ
車輪は、プレート車輪


車体は、プレスで抜いてあるので、窓枠のコーナーが曲がって、ヘロヘロ
しかたないので、指で、修正したが、歪は旨く取れません
いたし方無しです


動力は、天賞堂のパワトラを購入したが、台車が合わない
どう、計っても、ドロップの台車のホイールベースは、25.0mmなのだ
台車も日光モデル製、TR29を手配した




パワトラを着けるのに、ボルスターのステーが当たるので、切り込みを入れる



キハの床下、組み立てました
床下の差は、キハに暖房器が付いている位かな

大した、床下でないので、頑張って配管をするなど気力が出ません
素組をする気です
その分、室内を作りこみします


※ 「鉄ホビ」に一言、苦言

日光モデルの台車を2輌分、鉄ホビに頼んだのだが、新旧、入り混じって
納品されていて、参ってしまった
新型は、切り込みが、ダイキャスト型をいじったのか、既に入っていて
楽チンなのだが、旧型を1輌分受け取ってしまったのです
しかたないので、非動力側に旧型を使う事としました


車輪が、問題
新型は、黒メッキ製
旧型は、クロームメッキのタイヤ
混在では、見映えに差があり過ぎ使えない


天賞堂のパワトレは、クロームメッキのギヤ付車輪なので、
全部のタイヤを旧型側にそろえて使ったので、外見の姿は、なんとかなりました。


2輌一度に製作していたから出来たのだが、いかがなものか?
ロットを合わせて出荷するくらいの気遣いがあってしかるべきである




写真は、キユニ 07の妻面

お面を製作、運転室を作りこみするため、窓枠のリブを切削



ハンドドリルにキサゲ用の刃を付けて削ります
砥石よりはるかに早く、荒削りが出来ますし、音も静かに作業出来ます




運転室の間仕切りを自作



ちょっと乗せて見ました
小物は、フクシマの小型気動車用の部品を使います




屋根を作りましたので、載せて見ましたヨ ♪
前照灯は、エコーのロスト、100W型を付けました
もちろん、LED 点灯にする為、穴あけ済み


付属のベンチレーターが、真鍮プレス物です
抜きは良いのですが、ブレスの際にセットが悪く、旨く絞れて居ません
角度がそれぞれに違っていました
時間かかかりましたが、一つ一つ手直ししました


※ ホワイトメタルのベンチレーターですが、探しても有りませんでした
フクシマさんが頼りでしたが、ダメでした




しかたないので、間仕切りを半田付け、自作で、16個作りました
まず、見栄えが良くなりました
たったベンチレーターの取り付けで、2日間かかりました


同時製作のキユニは、このロットから、床下共々、ホワイトメタル製となっていました



2012/8/13 現在、ここまで組み上げています

手前が、キハニ、向こう側が、キハ



キハ運転室が出来ました
フクシマの小型気動車用運転室を購入したが、間仕切りは結局自作と相成りました




支柱は、φ0.7 真鍮線使用、器具は、フクシマの小型気動車用運転室
付属品をキハ 07 の写真を見ながら、似せて配置  横桟は、φ0.4
メーターは、Nゲージ用の銀河モデル、ジャンパー栓受けを転用取り付けました




右が、キユニ用、この後メッシュのエッチング板を貼ります
IMONに発注してあるけど、まだ、来ないのです
支柱は、1mm 角線を使用






キャブにはめ込んでみました

2012/8/20 キハのボディにかかろうと、思ったら、、、

あじゃぱ〜 コンチクショー
なんと、客用の木製ドアーが、5枚しか無いのだよん 欠品=ナミダ
しかも、一つは、抜きミスの不良品、4枚しか使えないヨ
珊瑚模型店さんの品物に、こんなのが検品をすり抜けて混入してました




古物やさんからの入手品には、ほんと、祟られている
材料代が、落札金額入れると、かるく \30,000 突破した
まともに、キハ07 組んだら、ミジメ鳥だよ
型式変更に意思決定 !!!!
戦後型に変更して、プレスドアにする
IMONさんから、部品が出ていたよう記憶がある
在った、早速発注、今日、前回の注文の部品が出荷されたばかりだよぉ〜
ヘッドライト100W型撤去⇒埋め込み型に変更⇒パイプ(φ4.5が欲しかったが)
なかったので、φ4.1を注文 まぁ、ヘラ押しで、膨らまそうと考えています
標識灯を右側追加予定
統括制御運転用にジャンパー栓を追加予定


忘りょった、車輪をプレート車輪にせにゃぁいけなんだのう  (岡山弁)

水島臨海鉄道 キハ320 を改造製作する事にした

私が育った町、倉敷市の市営鉄道を作るのだ

1952年 国鉄大宮工場 DMH17型
東急車輛製造
キハ42000形 キハ42618
1957年車両称号規定改正
キハ07形 キハ07119に改番
1960年
液体式変速機搭載 総括制御 キハ07202に改番
1969年
水島臨海鉄道に譲渡 キハ320形 キハ320
1980年 廃車

2012/8/19 部品を発注して、来るまで、不貞寝を決め込んだよ

床下廻りが、夢に出てくる 判らんから、ほおっかぶりを決め込みます

2012/8/21 IMONさんより、部品が到着



2012/8/30 ほぼ、組みあがり、試運転です



変更点
 ドアーをプレスドアーに変更
 ヘッドライトを戦後型に自作変更
 ジャンパー栓受けを追加、エアーホースを追加
 右側標識灯を追加、反射板を取り付け
 信号炎管取り付け
 前面ステップ位置を微妙に変更
 スポーク車輪⇒プレート車輪に変更
 車側表示灯の取り付け



車内もちょっと試験に載せて見ました
ベンチシートが少し長すぎて、乗降ドアーにかぶっていますネ⇒後でやり直し




ジャンパー栓受けが少しデフォルメされているのか?
各部品と旨く、バランスがとれず、位置決めが辛い




屋根板が、半田付けの収縮で、少し歪んでいますね⇒後で修正します
ロストの車側表示灯を取り付けました




ヘッドライトは、φ4.1 真鍮パイプを使用し自作、レンズは、φ3.6 を使用する
標識灯は、φ2.0 真鍮パイプに客車用テールライトに取り付ける反射板を半田付け自作
運転室も、作りこみました




排障器を自作取り付け
集電装置も自作取り付け
プレート車輪が、悪戦苦闘 シャフト径が、φ1.5〜1.6あり、台車の穴径と合わない
仕方なく,φ1.6 キリで、追加工、台車のベアリングケースを破損
ベアリングケースを自作し、再生取り付け⇒誤魔化す



ブレーキシリンダーを追加取り付け



信号炎管を取り付け



座席を並べてみました



動力側ボルスターの逃げで、床を切除



非動力側のボルスターの逃げで、床に穴あけ



床(t=1.0 ABS板)の取り付けに、M1.2 鍋小ネジをφ1.5 SUS パイプに半田付け
車内の支柱を表現、少しオーバーサイズのパイプだが、まッいいか


この後、室内灯、ヘッドライト、標識灯の製作をします

デカール関係はもう出来ていますので
涼しくなったら、二台同時、塗装に入ります


2012/8/30 ほぼ、組み上げました 根性、根性、根性



大体出来たと思い、細かい部品を自作、取り付けようとして、写真を良く見たら

ガ ビ ー ン

何と、手摺の位置が違うのだ ⇒ で、やり直しだよ



ドアの取っ手も追加表現

またまた、発見、信号炎管は、ベースしかない⇒削った



削った、信号炎管
無線アンテナも自作、付けたどぉー 塗装後、φ0.3 洋白線を穴を通し、接着します
何か判らん、小さなプレートも取り付け大サービス 架線注意とか貼れば似合うかも




開放テコを自作設置
左側エアーホースを追加




室内も作りこみました





運転室もそれらしく作りました



( 写真は、キユニ用の屋根 )

走行試験の結果、スリップするので、錘を追加 ⇒ 屋根裏に隠した

乗務員用ステップを取り付けてみましたが、カーブ時、干渉するので取り付けません

2012/9/6 これで、電気廻りを残し完成しました

朝晩、少し涼しくなりましたので、塗装にかかります



第二次変更点
 信号炎管ベースに変更
 手摺り位置の変更
 ドアーの取っ手を追加
 エアーホースを追加
 開放テコを自作取り付け
 無線アンテナ自作取り付け
 運転席間仕切り手摺り追加
 屋上前部の小さなプレートを追加
 安定走行の為、錘を追加

電気廻りを製作



草心デジタルの【鉄道模型室内灯向け 電球色LEDテープ】を使用
セールスメールが届いたので、即決で、注文しました。
一巻き買ったのだ
連続の物を、LED 3個ユニットを3個使った わざと切って、配置良く伸ばしました




動き始め位のパワー



フルスロットルの明るさ

2012/9/27 試運転を終え完成





水臨鉄ならではの、自作無線アンテナがかっこいい









社章もCAD設計 熱転写プリンターで、作成装着





全検表記 「水臨鉄」が、かっこいいなー

どうも、札差し枠の位置が悪い



重連統括方式のエアーホース表現



前照灯、室内灯の点灯状態



標識灯の点灯状態



キハ07 キユニ07 の同時製作が、やっとできました

出ました、アジャパー

キユニのホースの栓、色が赤、白、反対だったぁ〜 涙、チョチョぎれる〜
後で、塗りなおしだぁ〜


それにしても、パワトラが調子悪かった 力が出ないよぉ、
前後進で、パワーがまるで違ったのです 二台共です
直すのに何回も分解、ついに、モーターまで、分解、半日かかって、やっと直った

次が待っているどぉ お次の番だよ