KTM? 3線Oゲージ ED53 レストア記録
東京都 U様 レストア御依頼

2018/10/28 完成しました













前進時ヘッドライト点灯、前後室内灯点灯 Rテールライト点灯
12V 走行時の明るさです



後進時 テールライト点灯、前後室内灯点灯 Rヘッドライト点灯
12V 走行時の明るさです

標識灯はKSモデル、Φ2.45 ヘッドライトレンズを入れ、クリヤーレッドを塗布
元々は、レンズが入っていなかったので、、、ま、サービスだよ



せっかく、淡緑3号を吹きましたので、窓ガラスは、両面テープの0.09mm厚で貼り付けました
その後、瞬間接着剤で、補強しました

ヘッドライトとの接続は、分離できるように 2P のコネクターを使うようにしました
すんなりと普通に出来上がっています
⇒ 地味な車輌は、すんなりと作り上げる事は結構難しいのです

理由は、派手さがないので、アラが目立つのです

完成です 可愛がってやって下さい

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製作記録

2018/10/23 車輌が届きました



真鍮製 ⇒ 車重、2.7kg

米国のLIONEL、引けを取らないKTM のお宝、塗装が傷んでいるだけです
後は全て、問題無し 鉄道模型です ⇒ 3線Oゲージの「おもちゃ」じゃないですよ
強いて言えば逆転スイッチの新品が入手出来るはずです
施主さんが用意して送ってくれるなら取り換えて納品したいですね






車輌、取り付け部品が届いています



新品のコレクター

2018/10/24 着工しましたが、、、、
KTM ? を付けました ⇒ 3線Oゲージ、お宝です
レストア後は、逆転スイッチの新品を取り付けたら文句無しの逸品となるでしょう
よっさん、本気モードなのだ !!

なんと、車輌をバラして、塗装を剥がしてみると、たまげたのです

大改造なのでしょう、フルスクラッチに近い代物なのです

主軸ギヤのステー、モーターベース以外、プレス物でなく手仕上げなのです
⇒ 全てに(細い、パンタ碍子のステーにまで)罫書き線があるのです
 

10/23 夜中、バラしました



リベットは、裏から打っています
何と、窓ガラス ⇒ ほんとにガラスなのです

碍子は、真鍮の挽き物でした
パンタ(三菱製?)は、一から製作した、手仕上げ品で、正確に組み上げられています


これは俺の世代の設計や、つまり、私と同じ匂いのする、模型なのです
こんなの私が車体のフルスクラッチで引き受けたら、60マン〜かかるよ
ナンバーもおそらく、外注の特製だろうな ⇒ 塗装後の磨き出しとします



先台車、自作だね、車輪、おそらく、外注のクロームメッキだ
後は、KTMのED19 を流用していると思われます




錘が凄すぎる、こんな重量で軽快に走ったと考えられません
私なら、真ん中の錘は付けない ⇒ この錘が邪魔なのです
逆転スイッチの取り付けがせせこましくて参ってしまいます
床板も自作っぽいので、わざわざ載せたとしか思えません


カプラーに至っても、真鍮板加工の手加工品なのです ⇒ お見事です
台車枠廻りは、KTM のED19 を流用したのでしょうね

しかし、塗装はヘタクソ(ゴメン)だね ⇒ 真鍮生地車体を製作した人とは違うと思います
理由、金属加工・組み立ては、大したものです ⇒ 職人ダネ、作者にお会いしたいものです

10/24 早朝から、塗装を剥がしにかかりました
が、参りました 随分手間がかかりました ⇒ 剥離剤を使いました





余分の半田をキサゲたら、屋根板の縁を別部材で、半田付け、巻いていたのだ



鋲の位置まで、罫書いています ⇒ もう、尊敬しちゃいました



錘は、半田付けしてあります ⇒ 関係無い、エグリが両端の錘にあります、他の物の流用ですか
それにしても、錘に床板が負けて、ヘナヘナです ⇒ 思いつきの後付け改造ですね
我々設計やは、こんな事はしません



床板も罫書き線があります





台車センターピンですが、ここも罫書き線があります
⇒ 自作床板に台車を取り付ける為にこれも自作したのでしょう




丁寧に一品、一品塗装を剥がしました
特にパンタは手間がかかりました ⇒ 腐食があったのです 動作も調整しました
ベンチレーターも腐食があったのです ⇒ 奇麗に磨き直しました



この窓ガラスは使います ⇒ 製作者の意向を受け継ぎレストアします

明日は、塗装に剥がし残しが多々ありますので、磨き、下地を作ります
余分の半田が奇麗に処理されていないので、キサゲて、前作より、美しく仕上げます
電球のチェックもしなくてはなりません ⇒ 出来るだけ、そのままレストアしたいと思います

私の悪い癖が出てきました

2018/10/26 塗装が出来ました



塗装は、ぶどう色1号
ナンバープレートを磨き出しましたので、艶有のトップコートをかけています
室内を淡緑3号に塗装しています



やはり、片側のヘッドライトの配線被覆が剥けてしまいました
⇒ 熱収縮チューブを被せて補修しました




丁寧に、塗装カスをキサゲブラシで落とし、塗装をかけました



真ん中の過大な錘を施主さんの同意を得て撤去しました
半田が溶けなくて、ガスのトーチを使い、炙って半田を外しました

テールランプが、片方ダメになりました

最初は、断線のみで、足が残っていましたので、継ぎ足しの配線をしたのですが、、、







半田付けして、ケースに挿入しました



点灯、O.K と、端梁にケースを半田付けしている最中、
配線の足が根元から折れてしまいました




万事休すで、手持ちのΦ3.0の麦球を装着する事にしました
この麦球、12V仕様なので、安全の為、直列に配置します
⇒ Oゲージは、16Vには耐えなくてはいけません




車輪は、丁寧にマスキングをして、塗装しました
ギヤケースは、黒染めにしようかと思いましたが、不細工な半田付けがしてあるので、
塗装で、逃げる事としました ⇒ 半田跡は、黒染め出来ません マダラになるよ


明日から、組み立てに入ります

2018/10/27 下廻りが完成しまし



半日で組めると思っていましたが、どっこい、丸一日、十分にかかってしまいました
やはり、罫書き線が引いてあるはずです ⇒ 左右で穴の位置が微妙に違ったのでした
対称部品を左右違えると、取り付けられないのでした

やはり、穴の精度が今、2歩でした 最初褒めすぎました

とにかく組みにくい配置、ネジの留め方でした
M3.0 のピッチの違っている物が存在していました ⇒ 普通、こんな事はしないのだ


この車輌の製作者、私と同じ匂いがすると思っていましたが、設計やさんでは無いようです
金属加工をしていた現場の方だったのでしょう



組み方に順番があるようで、間違うと組めないのです。
特に、コレクターをまず、ギヤケースに取り付ける様になっていたので、
最後に装着・交換できる様に改造しました
でないと、コレクターの交換ごときで、モーター、ギヤケースまで、バラす羽目になってしまうのです

Oゲージのコレクターは頻繁に交換しますからね



一応、CAD に配線を記録して置きました

とにかく、電流をくいます ⇒ 私の5Aのパワーパックが過熱してしまいます
フィーダー線、2スケが必要です でないと、フィーダー線が摘めないほど加熱します


この車輌を走らせるには、パワーパックが、5A 以上必要です

明日は、上廻りを組み立て完成とする予定です