浅間模型
草軽電気鉄道 デキ12形 製作記録
1/48 (16.5mm) 東京都 H様 製作御依頼
2023/8/30 塗装が出来、完成しました
KATO のポイント渡りテスト、OK牧場 ⇒ 軸間距離が何とか足りています
ヘッドライト、レンズを装着して、塗装しました
ブレーキシューを両面テープなんかで装着する勇気も無いので塗装前に半田付けしました
切り口が少々不細工になりましたが、一応、スポンジを作りました
このキット、塗装が難しいのです
スライド窓部分、プライマーを吹いたら、隙間の狭い所がくっ付いてしまうのです
パンタの動きも悪くならない様に工夫して吹き付け塗装をしました
動力廻り、リード線を使った配線がなされていません
エッチング板同士の接触で通電をさせている訳でかっこうは良いのですが、
塗料が廻って導通不良を起こす事が考えられるのです
マスキングで接触部分を逃げて、吹きつけ塗装をしています
この後、再度試走をして、走行確認をします
※ メタル軸受けの動きが慣れで動きが良くなったのは良い事ですが、
軸受けメタルの上下動が大きくなり、最下端に来ると、ギヤが噛まなくなり出しました
で、集電性が少し悪くなったような気がします
特に停止時〜再スタートの時、勾配に因って集電不良が起きやすいようです
動いている限りは問題は出ません ⇒ 構造上、先台車の上下動が少ないのです
動輪が浮気味になると、集電に影響が出ます
この上下動に関する改造は無理です
⇒ 片側が絶縁された軸受けメタルとなっており、ストロークを規制出来ません
主軸押さえ板が絶縁保持の為、切り欠いて有るのです
まずは、重量が車軸に掛かっているので、走行時に車軸が下端に行く事はないと思いますが
手で持ってカラ運転する時は、歯が噛む事が有るのではと思います
ギヤは丈夫そうにはありません、走らせて遊ぶキットではありませんね
ご注意ください
完成とのご了承頂ければ発送の準備をします
-------------------------------------------------------------------
製作記録
2023/8/19 車輛が届いています
何か、今までに見た事の無い様なラベルです
⇒ 普通、鉄道模型メーカーのラベルは文字だけで、質素な表現だよね
造り鉄っちゃん、初めてのメーカーさんですヨ
エラーパーツなんて、60年模型造りしていて初めて見たヨ
それほど難しいのかと作る前からビビッています
エッチング板を重ね、折り返し、厚みを表現なんて、とんでもない手間をかける事となります
しかも、全て、木端をヤスらないといけないと言う事だナ
奇麗に、無塗装で生地完成となると想像が着きません
造り鉄っちゃん、人生最後の仕事がこのキットの製作とは良くしたものだ
満足して引退出来ます ⇒ 完成をお楽しみに !!
2023/8/21 着工しました
車体の工作 1〜2 までの組み立てを済ませました
手すり (C-16) の部品をΦ0.5 の洋白線に変更しました
施主様のご要望です
重ね貼りが多いので、木端を奇麗に半田盛りしヤスリで整形、
底面は、定盤上で磨きました
これで、今日、8時間を費やしています
明日は、車体の工作 3〜を組み立てます
2023/8/22 「運転室の組立」に入っています
運転室内板 (D-1) の 取り付けに、車体側手すり (C-16) の脚を残しておくように
指示がありましたが ⇒ 邪魔で旨く収まりませんでしたので
脚を削り取り、平にしました
引き戸 (C-6 C-7) の取り付けも結構面倒です
手すり (C-17) の取り付け脚、Φ0.5 洋白線に変更、
裏側の不要部分は奇麗にリューターで削りました
車体内板 (D-5) こんな部品、ここで取り付けさせるの??
⇒ どれだけの意味があるのか??
もっと洒落た取り付け方があるのでは、、、、半田跡を醜くするだけだヨ
自己満足その物だね
明日は、「運転室の組立」 の続きを組立ます
2023/8/23 今日は、10時間仕事をしました
「運転室の組立」 続き〜「ボンネット 天板の工作」を組立しました
屋根取付板 (A-14) 、これは、後から取り付けるべき
⇒ 配電盤、砂箱、コントローラー、タブレット取り付けの邪魔
結果、砂箱、コントローラーは、取り付ける事が出来なかった
と、言うより、半田付け作業をする前提の設計になっていないようだ
そう言えば、この組立説明書、「貼り合わせる」とか、「取り付ける」と言う言葉はありますが
「半田付け」と、言う表現は一切無い、適宜使用とはありますが、、、
⇒ 瞬間接着剤使用世代のキットとお見受けしました
キャブ内の工作
1 砂箱 (大.小) の組み立て
砂箱、大小を組立ました ⇒ 面倒でも、角を面取りし、丸みを出しました
2 配電盤の組み立て
場所が決めにくい、コテ先が入らない、しかし、強度が必要
半田付けして置くしか無いでしょう
屋根取付板 (A-14) が、邪魔
オプションのタブレットも取り付けて置きました
もちろん、半田付けです
せっかくですから、フックは、「エラーパーツ」を、使用しました
抵抗器の組み立て
抵抗器、(D-26)
(D-27) を組立設置
砂箱 小 (D-25)も、半田付け設置しました
抵抗器台 (A-9) も、先に主台枠に半田付けするようになっていましたが、
先に、砂箱 小 (D-25)、抵抗器、(D-26) を主台枠の裏に半田付けして
抵抗器 (D-27) を、抵抗器台 (A-9) に、半田付けしてから、
主台枠に半田付けした方が良い
その方が随分と、正確に奇麗に固定出来ます
兎に角、この砂箱、抵抗器の組み立て設置は難しい
裏から、半田付けするなんて、難度最強ですヨ ⇒ キサゲもロクに出来ません
「ボンネット 天板の工作」
これまた、メンドイのだ、奇麗に半田跡無しに半田しなければなりません
半田使用、ここにありました ⇒ 脚の補強対策なのだ
車体に載せて見ました
手すり (C-18) は、Φ0.6 洋白線を使用しました
施主さんにお訊ねします ⇒ 組立説明書には、
ボンネット天板の下に錘を追加するなら市販の板ウェイトを取り付けするスペース有りとの事
どうも、このキット、走らせるには、ウェイト不足、重量バランスが悪いようです
当方にて、ウェイトを追加するなら、真鍮厚板を切断して、半田付けする事になりますので
取り付け前に、ご相談ください
明日は、「ウェイト、軸箱」〜に掛かります
2023/8/24 「パンタの工作」 に入りました
屋根取付板 (A-14) が、邪魔で外しました
砂箱大、コントローラーを装着 ⇒ 半田付けが難しく、瞬間接着剤を使用
砂箱大を装着 ⇒ 半田付けが難しく、瞬間接着剤を使用
「ウェイト」、「軸箱」を取り付け ⇒ 軸箱を削るのに大変でした
4個の軸箱を並べて、接着し、削り方を均一にしてヤスリで削りました
錘は、動力部を完成させて、隙間を確認、寸法を決めます
屋根取付板 (A-14) を取り付けて、窓枠、締切り状態で組立装着しました
幅合わせが難しいです ⇒ 位置決めが欲しいです
タイフォンを装着して置きました
「屋根の工作」
屋根に (C-13) を屋根の妻側に装着するのが難しいです
その後、Lチャンを取り付け
M1.4 のビスで留めて屋根を装着して見ました
「パンタの工作」
1 シューの組み立て、2 支柱の組み立てをしました
集電板? (B-15) 部品なんて有りませんヨ ⇒ (B-16) なら在ったので、取り付けました
要は、記載間違い、(B-15) の部品もちゃんとアルヨ、全然、形が違うのだ
めーかーさん、しっかりして下さい
集電板? (B-15) の曲げが難しいのです、試行錯誤でカッコ良く曲げるしかない
支柱を削り、丸みを持たせて、丸棒を表現しました
明日は、「パンタやぐらの組み立て」〜を組みます
2023/8/25 パンタ、車体が組立出来ました
パンタ廻り、完璧に組めました ⇒ 全ての問題を解決、万全の仕上がりです
しかし、難しいですよ
ヘッドライトは、説明書通りに組みましたが、大問題有りです
ヘッドライトステー (C-20) が、洋白エッチング板で、折り曲げ加工なのです
で、組み立て、引っ掛けられる様に修正、削っていたら、折って半田を流し、
補強をしていた板面が折れてしまいました ⇒ 幅が広すぎ狭くする様に削っていたのです
まぁ、カッコばかりつけて、強度を考えない、エッチング頼りの設計が問題有りなのです
で、引っ掛ける性能は折れた板を省いても変わらないので、省きました
で、引っ掛けてあるだけなので、前後ヘッドライトの位置は変更できます
が、私なら、瞬間接着剤でも使って、見栄えの良い側に固定してしまいます
施主さんに置かれましては、納入後、この引っ掛け式のヘッドライトの処遇をお考え下さい
パンタ碍子台 (D-15) は、パンタやぐら本体 (D-10) に、瞬間接着剤にて、取り付けています
パンタグラフは、上下スムーズに稼働致します ⇒ OK牧場です
明日から、「先台車の工作」に掛かります
2023/8/26
先台車の製作に掛かっています
何せ、部品が細かく、位置決めが出来なくて、一日掛けてここまでがやっとでした
このめーかーさんは、プレスを使わないめーかーさんですね
プレス型作ると金が掛かるからね〜
明日は、お休みします ⇒ 疲れたのです
さっさと先台車を済ませて、動力台車の組み立てに入りたいです
2023/8/27 組立が出来ました
日曜日も仕事をしたのです
先台車の組み立て、続きです
プラシートによる絶縁
私の性格上、適当に切り抜くと言う事が出来ませんので、きちんとコンパスカッターで
切り抜き、カバー内側に、瞬間接着剤で張り付けています
きっちりと、作り込み、磨き出しをしました ⇒ 横動もちゃんとします
動力台車の組み立て
きっちりと製作、輪心は、半田メッキをして置きました
通電テスト、OK牧場ですが、乾電池、3V掛けて見ましたが、かなりの速度です
ギヤ比が低く、意外と力が弱そうです ⇒ 錘の重量が微妙な気がします
走行性は、期待が出来ません ⇒ やっぱり、カッコだけだけかな
車体に納めて込ました
オプションのブレーキシューは、動力台車留めビス取り付けの邪魔になるので
動力台車取り付け後の両面テープ留めとなります
明日は、走行テスト調整、錘の装着、塗装の検討に掛かります
2023/8/28 試運転をしました
1.0V で既に走り出しています ⇒ モーターからして、5〜6V が限度と思った方が良い
集電状態は意外と安定しています ⇒ Bロコですが、軸受けが可動なのです
良い設計ですが、ギヤ比が低過ぎます ⇒ スピードが速すぎます
意外と、急曲線は曲がれません
KATO のポイント渡りテスト、OK牧場 ⇒ 軸間距離が何とか足りています
錘(23g)を作り、真鍮板を切断整形、半田付け、天板の裏に、両面テープ着けです
天板は、車体に半田付けは辞めました ⇒ リン青銅線で、ガイドを作り差し込んで
固定しています、逆さにでもしなければ自然とは外れません
この方が整備し易いと判断しました
外す用が無ければ、瞬間接着剤で、固定すれば良いでしょう
天板、奇麗に、差し込めます
明日は、お休みします 完成、試運転OK牧場、ヤレヤレなのです
明後日より、塗装にかかります