NJCB/Daiyoung SR&RL 2-6-2 #24 レストア記録
On2 (13mm) 東京都 H様 全塗装・DCC化御依頼

2019/9/15 完成しました













2019/9/9 に戻ります



モーターの配線をして、テンダーにも#18 同様のΦ28 エンクロージャー付きスピーカーを設置



FIRE BOX のチラツキ点灯化、角型LEDに三角のアクリル棒を接着、投光部としました
色は、白色LEDに赤、黄色のクリヤー塗料を混合し塗りました




室内灯は、Φ3.0 LED球 電球色です ⇒ 窓有り、天井着脱式にて固定する場所が無く
LEDの足を利用し、ボイラーに固定しました


で、試運転した訳ですが、、、、

やはり、#16,#18と同様、ウォームギヤBOX 3台とも全滅でした 涙、チョチョギレ
試運転中に車輪がロックてしまったのです
ギヤを外して、よくよく調て見ますと、何と、
ウォーム軸が軸受けメタルとロックなのです

私、現役の時、1馬力程度をこなす、ウォームギヤを設計しましたが、
ウォーム軸は、軸受け、軸の加工平行精度が悪いと、軸受けをよじ昇って行くのです

よじ昇り、行きつけば、ロックしてしまいます
軸受けを保持出来ない程度のケースではロックしないで連れ廻りを始めます
が、ケースはだんだんと摩耗し、ガタを生じてきます
当時、試作耐久試験の際、それを経験しました

今回は、#24 ウォーム軸を少し削り、磨き、径を小さくしました
空運転を30分程度いたしましたが、快調に振動少なく、静かに回り、修復をいたしました


Daiyoung ギヤ全滅の原因はこれでした
⇒ ロックしたメタルが軸と共に回転しケース側を摩耗させ
ついには、ギヤの歯が摩耗、歯飛びしだし、ご臨終と相成るという事です




やはり、動輪が主軸押さえ板と接触、ショートをし始めました
⇒ 主軸押さえ板を削りました




再度試運転をし始めますと、今度は、テンダー側のショートが始まりました
何と、フランジが装飾品のコの字形の真鍮棒に接触していました

このコの字形の真鍮棒、左右の車輪間にあるのです
これが
かすかにカスッていたのでした ⇒ こんな役にも立たない部品は省略すべき



取りあえずは、曲げてフランジから遠ざけて置きました

サウンドの音源は、q2 FILE [3050-521] 2-6-2 SHAY にしました

SOUND 選択設定

 HORN  D&RGW 4 Chime (K28_beg)
 ALT-HORN  GC&ER 5 Chime (Shaybeg2)
 BELL  Steam Bell, hand pull, slow 2 (Cass #5 Bell_mid)
 CHUFF  Light Chuff
 Generator  Small Generator (Fr_Mikado_gen_beg_7633)
 Pump  Single - Small 1 (Heisler_Pump_Loop)

F10 = ON で、SR&RL の汽笛を再生出来ます
※ SR&RL鉄道のVIDEO より、汽笛を抽出、プログラムしました

アドレスは、#24 として置きました

お詫び
CHUFF音同期がモーター特性とデコーダー設定が合わず、
全回転域に於いて同期が取れません

パワーパック出力、15/100 〜 30/100 位の辺りで合わせています

完成です 可愛がってやって下さい
苦労しました


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レストア記録

2019/8/14 車輛が届いています
【状態】 メーカーによるクリア塗装済・屋根取り外し可能
前部パイロット部はずれ、前部デッキとボイラー間の支柱脱落(部品あり)
汽笛部、一部部品欠落
走行はスムーズ

【依頼内容】

パイロット部ほか半田はずれ部分補修
(クリア塗装剥離後)塗装(キャブ屋根は#16と同系色、可能であれば、キャブ内グリーン)
新規デカール作成・貼付
DCC(サウンド)化


状態を掲載しました






動力部問題無し



カウキャッチャー、半田外れ
デッキ煙室ステー半田外れ



ホイッスルの引き棒が折れているのか? 半田外れか?

デコーダーは、QSI REVOLUTION-U
スピーカーは、TOP TONE 20x40 を装着予定


以上、所見です ⇒ 問題ありません

2019/8/28 車体を改造・修理しました



デッキと、端梁・カウキャッチャーの半田外れを修理しました



エアーホースの半田外れを修理



デッキ裏を削り、エアーホースも丈夫にする為、先端をカウキャッチャーと半田付けしました



キャブ屋根の固定金具が半田外れ
また、屋根のカーブが妻板と合っていません ⇒ ほんと、仕事がいい加減なのです



裏側ですが、室内塗装しますので、奇麗にキサゲします



ホイッスルの引き棒 (下引っ張り式) の半田外れを修理 ⇒ #16,#18,#24 と、3台全滅
引き綱も寸法が足らなくなっていましたので、線の長さを変更しました



煙室とデッキを繋ぐステー、ロストの棒部分が折れたのでしょう
前所有者が真鍮線を加工し、半田付けしていたようですが ⇒ 繋ぎが悪く半田外れ

何でもかんでもロストにすれば精密感が出ると思ったら大間違いです



先台車のアームを2.5mm 延長



デッキ下、主台枠を先台車アームの延長に対応、削りました



従台車を急曲線対応、ショート対策の為、改造、アームを4mm 短縮



従台車改造に対応して、キャブ下を大幅改造

振れ止め規制板を撤去、主台枠切削、エアーホースの曲げを変更
エアータンクもバンド部分を少し削りました


FIRE BOX の Flicker 用 LED 設置のスペースを確保する為

モーターも位置を5mm 程度前に位置を変更します

明日は、塗装を剥がします

2019/8/29 塗装を剥がしました





動輪を塗る為分解しています

明日は、塗装に掛かります

2019/8/30 下廻りが完成しました



デッキのエアーホース、曲げを施してありません ⇒ ただ、取り付けてあるだけでした
しかし、半田が外れた跡があるから不思議です
⇒ 最初から、ちゃんとした位置、曲げで取りついていなかったのでしょう




2.0 x 2.4 細密パイプを装着しました
モーターのシャフト径がΦ2.0、ウォームシャフト径が、Φ2.4 なのに、
細密パイプで補正してありません ⇒ こんな事がスリップや振動を起こす原因なのです




ドローバーのバネが 3輌全滅でした ⇒ こんなところまで、半田がペケなのです

疲れて来ましたので、明日はお休みします

※ #18のテンダーの台車枠、塗装を済ませて保管していたのですが、
台車枠の半田が外れていました
車輪が箱の中で転がっていたのです 「ウーン」、うなっちゃいました
箱の中に置いていただけなのに、自然に「ポロッ」と、半田付けが外れたのでしょう
私が半田付けした訳ではありません
⇒ 多少でも力がかかる所は、半田し直ししなければ、、、、
技量もさることながら、半田自体の質も悪いのでしょう


2019/9/3 やっと、塗り分けが出来ました



マスキングを剥がしたところです



明日は、筆刺しをし、デカールの作成に掛かります

2019/9/5 筆刺し、デカールの作成が出来ました





明日は、デカールを装着し、塗装が完成します

2019/9/6 塗装が完成しました



デカールは、フラッシュゴールドで作りました ⇒ 金箔です

明日から、DCC化に掛かります

2019/9/8 ヘッドライトを点灯化しました



レンズは、Φ8.0 アクリル丸棒を削り出し製作
⇒ LED1608 電球色をレンズに接着、はめ込みしました




窓ガラスを装着しました