zg Orange Company KOPPEL C形 製作記録
On2 1/2 (16.5mm) 東京都 H様 製作御依頼

2023/7/8 シャクリ対策再挑戦しました



2日間かけて、軸間距離の再調節、ギヤの噛み合いの調整、集電板廻りの集電性改造、
ショート対策をした結果、随分と調子が良くなりました
お渡し出来るかと思います
原因は、集電機構の微妙なショート、電流の導通が関係していたように思われます


2023/7/6 完成しましたが、大変でした





前作の珊瑚さんのコッペルと走行を比較して見て下さい



動輪を取り付け、サイドロッドを装着しようとしたら
アッと驚く為五郎 !!
第三動輪のクランクピンの角度位置、6時方向ですよネ




右車輪の第三動輪、クランクピンの角度位置、11時ですよぉ〜
約、60度も狂っていました、どうやつたらこんな角度で組めるのでしょうか
こんなのキット部品で初めてだわ
もう、動かすキットで無いのは明らかです




で、全動輪、位相調整の羽目と相成りました
動輪廻りのトラブルに一日費やしたのです
バックゲージは14.6mm になっていました
車輪を抜きましたので、少々傷が付きました、ご容赦下さい




何とも小さなビスで、各ロッドを組みあげて、やっと、試走にこぎつけました





窓ガラスも散々手こずって装着しました
少々のアラはご容赦下さい










何とも困ったのが、ウォームギヤの歯丈が低く、0.1mm位の感で、ギヤを噛まさなければ
噛みあわず、歯が飛ぶのです
こんなモジュールでギヤボックスが無いのは組立が困難を極めます
歯が舐るのを嫌って、少し深めに噛み合わせました
結果、非力なモーターと、低いギヤ比が相まって、ギクシャクが止まりません
どうも、歯切が均等で無く、センターが狂っているようです
軸間距離も測り、軸箱位置も削って調整しましたが、私の技量では、ここまでです
このメーカー、エッチングの精度は抜群ですが、抜き型の精度は駄目だね

とても、走行を楽しむキットとは思えません、少なくとも、蒸気機関車を
企画するメーカーさんではないです、、、、私見ですけど
珊瑚さんの方が走行させる事については、はるかに先輩ですね



奥側が珊瑚模型店製コッペル

これにて、完成とさせて下さい
⇒ エンドレスにての走行、YOU TUBE UP は勘弁して下さい、挫けました
ロッド、ギヤ廻りに慣れが出て来れば、症状は幾分軽減されてくるものと思います


ブツブツ言いながら製作しましたが、一生懸命作り上げました
可愛がってやって下さい


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製作記録

2023/5/30 車輛が届いています



手付かず新品、難しそうです

2023/6/25 着工しました



SANGO KOPPEL の塗装を乾かしている間に煙突部を組みました



簡単な組み立て説明書です
No.3 の部品、煙室内の受けを思いっきり削らないと組めなかったのです




一応、ロック出来るようにはなりました



兎に角、ロスト部品寸法が、エッチング板の精度に比べ粗いようです
枝もしっかりと大きく長いです ⇒ リューターで削らないと、手では無理


このメーカーさんも半田の位置決めが出来ない
半田の技量を試すのに良いキットだと思います
みごと組みあがったら、自己満足の境地に陥りますね


SANGO のKOPPEL よりもまだ手強いようです
こんな部品点数の少ない煙突部でさえ、6.5時間掛かりましたよ


2023/6/27 ボイラー部組立しています



No.20 は、バルクヘッドを組む時に装着します ⇒ 取り付け穴が大き過ぎます
ボイラーの No.68 ボイラー内板を取り付ける際、きちんと円筒の腹を合わせると
先に組み立てた、煙突部が差し込めません ⇒ 直径が大きいのです
しかし、ボイラーバンドの長さが足らないので、きちんと腹を合わせて
半田付けるしかありません ⇒ 普通にこう組むしかありません
No.137 サンドドーム下板を装着するのを忘れていました
兎に角、ボイラーの内側を思いっきりリューターで削りました
板圧の 1/3 は、削った感があります




ボイラーバンドを組むのはカナリムズイです
何か、スチームドームが珊瑚さんのより大きいです???




パイピングは、キャビン、床板、主台枠を組んでからとします



No.15,16 蒸気管のはまりを確かめないと半田付けする訳に行きません



ボイラーの腹をきちんと合わせました
ハッキリ言って、珊瑚さんより半田付けが難しいです

明日は、キャブ周りにかかります

2023/6/28 バックプレート部を装着しました





焚口は、開閉式にしました
組立説明書には、塗装後接着としてあるバルブコックをも半田付けしました
何で、こんな小さなロスト部品をわざわざ装着させるのか、解らん !!
ほんと、つかめないし、見えない部品だ




そのくせ、逆転レバーの脚が短いのか、、、、



錘を取り付けようとタッピングビスを締めたら鉛側がナメました
M2.0 のナットを埋め込み半田付けする羽目となりました


明日は、キャビンを製作します

2023/6/29 キャビン組んだのですが、、、笑笑





エッチング板は、精度良く組み易かったのですが、上の組み立て説明書、
どう見ても、No.123 キャブ床板、キャビンの側板、妻板、前板と、
半田付けしてしまいますよね ⇒ 半田付けするなとも書いていないし、、、




昨日、組み立てたボイラー部をキャビンに差し込んで見たら、
如何差し込んでも、はまらないのです


はははのは、ここは、せっかく組んだ床板の半田を外し、側板に自作ステーを付けて
床板に留めるようにしなければ、組み立て出来ません
このメーカーさんも、自分で組んで見ないのかなぁ〜


やり直しです ⇒ やってらんないよ
組み立て方を知っている人、どなたか教えて頂けませんか?


2023/6/30 キャビン床板の取り付けを分離式に改造しました



床板に3本の M1.4 のビスで取り付けるよう、ステーを自作キャビン側板、後ろ妻板
に半田付けし、無事、ビス留めに成功、ボイラーを挿入出来ました






キャビン床板の板厚が薄いので、ビスを締めると床板が変形します
致し方無しです


明日は、主台枠の製作に掛かります

2023/7/1 フレーム部を組立ました





前後の端梁の位置が良く判りませんで、半田付けには苦労しました
要は、収まりが示されていませんので、三面図から、想像して組むしかありません




フレームスペーサーをカシメ、半田付けして組み立てました
明日、デッキ部を組み立てて、主台枠内を奇麗にリューターにて、
キサゲてイコライザーの設置までをします


2023/7/2 デッキ部を組み立てていますが、、、



今朝の4時半頃、睡眠をとっていたのですが、寝ぼけていたのか、
ベッドから落ちてしまいました ⇒ 記憶の限り、人生初めてです
右肩を打撲、首の後ろを擦りキズを負いましたので、仕事が捗って居ません






何で、こんな細かいものまで半田付けさせるの???
珊瑚さんの組み立て済みのロッド類のましだヨ




ロッドが組めないので、Φ0.5 の真鍮線をカシメピン替わりに半田付けしています
こうでもして置かないと、装着時に難儀をします


明日は、モーターを載せて、動輪を組んで、試走をして見ます

2023/7/3 イコライザーを装着試走しました



錘を装着、ボイラー、キャビンのハメ合いをビス留め確認
蒸気管の長さを調節
おっと、図面、組み立て説明書に無い部品が余っていました
乗務員梯子を床板に半田付け




連結器も半田付け装着





何と、このキットの動輪、両絶なのだよ

シリンダーを組んで、試走しました ⇒ O.K牧場
しかし、ここまでが大変な作業でした


何とも、下図の No.99 No.100 の装着に大手間を食ったのです
最終的には、特殊工具を自作、樹脂スペーサーを主台枠に舜接にて接着
No,99 の集電ピンを爪楊枝の先端に両面テープを巻き付け、ピンをくっつけて
樹脂スペーサーにグリスを塗って(抜け止め防止の為)挿入、
直後に、No.97 の集電シューをすべり込ませると言う困難を何回も試行の末
やっと、組めました




で、モーターを M1.4x2.0 のビスで締め載せたのですが、モーターが回転しません、
何で、わざわざネジの寸法を書いたかと言うと、ネジが入って無く、おまけにサイズすら
判らなかったのです
モーターをモーターステーにネジ留めすると、過負荷状態と言うか、ロック状態になり、
ビス留めを緩くすると、モーターは回転します
こんな経験は、鉄っちゃん人生、初めての経験です

ここからは、我が人生経験を頼りました 設計や人生の経験より、
モーターのボディ剛性が無く、ビスを締めると、ボディが変形し、出力側、整流子側一対の
軸受けがずれてしまう事が判明しました ⇒ モーター軸がコジて回らなくなっていました
整流子側のボディの留め爪を緩め、モーター軸の自由度を上げ、両軸受けの調子の良い
位置を回転させながら、瞬間接着剤で、整流子側の軸受けを固定しました
で、解決、試運転が可能となったわけです ⇒ が、少し、集電ピンと集電シューの接触が悪い

こんな、集電装置、ショートし易く、接触圧の調節も困難、整備性も悪いですよ
致し方無しとして下さい
こんなで、モーター廻りを組むのに、半日以上費やしました
しかし、イコライザー、3点リンクの配置は、オレンジさんの方が珊瑚さんよりマシです
ギヤボックス側の動輪は、リンク可動としない方が良い、これは、技術やしての意見だよ


明日は、ボイラーのパイピングをします ⇒ 山は越えました
幸い、ベッドからの転落騒動は、大した事にはなりませんでした
御心配頂きまして、恐縮です


2023/7/4 艤装が出来ました



折角ですので、砂撒き管を床下まで伸ばして置きました













シリンダーの留めビスステーが邪魔になり、ボイラー留めビスが回しにくいので、
シリンダーステーを半円に少し削りました


明日は塗装に掛かります