zg SANGO KOPPEL C形 製作記録
On2 1/2 (16.5mm) 東京都 H様 製作御依頼

2023/6/26 完成しました





3点リンクの高さ調節、少し緩くしてあります
因って、第一動輪が低くなっていますので、前かがみの姿勢となっています
イコライザーの影響で突っ掛かりが出るので仕方なしです














ギヤボックスの振れ止めバネのワッシャー装着、位置を変えています
ショートには気を付けて下さい
砂撒き管、集電板がショートしやすいのです




手抜きなし、動かすべく、忠実に、一生懸命製作しました
可愛がってやって下さい
ちゃんと走行する珊瑚のコッペル、珍しいと思います


普通に、組めない、走らないキットです ⇒ たやすく作れませんヨ

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製作記録

2023/5/30 車輛が届いています



手付かず新品、難しそうです

2023/6/12 着工しましたが、説明書通りに作ったら不動ですよ

と、言う事が判りました 流石 ながれいし!!



きちんと部品が収まっています




印刷の組み立て説明書です



さすが珊瑚さん、早速手書きの補足説明書が入っています
が、どうも部品が相当変更されているようです




で、組み立て済みとのギヤボックス、通電テストしました
が、ギヤが噛み込んで、ロック状態、回転しません
モーターの原動ギヤも外れてしまいました、圧入されているはずですが、、、
要は、緩いのです 接着剤で留め直ししました




ギヤボックスを全分解して、バリ取り、グリス注入、ボックスのネジレを調整
やっと廻るようになりました 1.0V で、起動するまで調整、半日掛かりました
100mA までは食わずに回転する様にまで慣らし運転もしました
珊瑚さん、組まずに置いてくれませんか、試験運転位して置いてくれませんか




フレームを組んだのですが、図面、説明通り組みましたが、組めません
兎に角、位置決めが困難を極めます
図面通りに集電板、リン青銅線を取り付けましたが、、、
車輪より下に出っ張るようです ⇒ 枕木を削りますよ
別部品を作った方が手っ取り早いカモ
バネ板 ( 上写真の最下位置 ) と称して、ギヤボックスに引っ掛ける部品も、
旨く動きません ⇒ 主軸押さえ板・ステーと干渉するのです
第一動輪用の3点リンクの動きも悪く主台枠を削らねばなりません




フレームも半完成の組み立て済みとなっていますが、いい加減なのです
定盤上で組み直ししましたが、何となく左右対称とならないのです
説明書の部品(No.30)が無いし不安です
また、前後、左右のブレーキシューが見当たりません
⇒ 後付け出来そうなので、消去法で捜して組み立てを続けます




No.21 の部品、ラグ板の事ですが、3点リンクのステーと干渉
ラグ板が長すぎるのだヨ!!




部品を変更したら、かかわる部品をも、ちゃんと設変してくれよ

珊瑚さんのキットは、ほんと、手間取ります ⇒ 疲れました、もう寝ます

2023/6/13 集電、ショート対策で、ほぼ一日



やっと、走り出しました ⇒ この駆動方式のギヤは音がうるさい
KMT のギヤがうるさいのと同じなのです




集電板の取り付け位置、設計が悪い
写真を撮るだけで、見て下さい ⇒ 第一動輪のリン青銅線がもはや外れています
集電板の先端が主軸押さえ板に当たりショートします
板の先端に熱収縮チューブを巻き絶縁対策しました
走行中、回転周期を以ってショートし出しました
⇒ 慣れでガタが出て、サイドロッドが車輪に接触し始めたのです
サイドロッドを外し、ワッシャーを噛ませ、絶縁対策しました
K国製でなくて良かった ⇒ ちゃんと、ピンがネジ込みでした
3点リンク、第一動輪と、長すぎるラグ板がたまにショートします
ラグ板を切断、絶縁対策〜等々、ほぼ、一日かかりました
1.0V 起動とは行きませんが、5〜6Vでは、安定して走りだしました
ここまでとさせて下さい




集電板の止め方は上の写真状態としました
が、私だったら、主軸押さえ板に設置しません
⇒ 主台枠横に設置、車輪の上に集電線をセットしますよ
施主様、納品後、集電性が悪くなったら、集電板を曲げ修正宜しくお願いします




ブレーキテコ廻りを組みました、やけに細かい部品を半田付けさされますね
ブレーキシューを取り付けていないので、Φ1.0 の真鍮線は、フリーにしています




No.30 の部品、出てきました、組み立て済みと有りましたが、ウソつくな!!
後部端梁を組んだ後で、はめ込んで半田付けする羽目になりました
少々、半田付けが不細工になりました、ご容赦下さい




ブレーキシューが出てきました、組立て図からの感覚より、
相当に大きく見逃していました


明日は、床板廻りに掛かります

2023/6/14 組立説明書の図面はウソツキでした



No.17 の割りピンの取り付け穴位置が図面と違いました
No.14,15,17,18,19,20,21,23,を前床板に半田付けして装着
主台枠に載せた処、No.20 のロッドがシリンダーに当たり、
床板を装着出来ませんでした
要は、⇒が差し示している穴が違っていたのです
因って、全部半田を外し、穴位置を変更しました ⇒ 大変な作業でした
組み立て済みのカシメピンが全部外れてしまいました
外れないように、ピンを半田付けしました
珊瑚さんの組み立て済み部品は、信用出来ません
この部品を取り付けるのに半日掛かりました




やっとの思いで、前床板部分が出来ました



仕上げが生地塗装と指定されていますので、奇麗に半田をキサゲしなくてはなりません
リューターで、削り飛ばし、ワイヤーカップブラシで、磨いています




後ろ床板です ⇒ No.25 ステップ部品が見つかりません
真鍮帯板で自作し、明日、半田付けします




スライドバーを半田付けし、一応、床板部を完成とします

明日は、ステップを作り、ロッド類の装着に掛かります

2023/6/15 下回り組み立て、ここまでとします



ステップ、1.0 x 0.3 洋白板で自作、装着しました



クロスヘッドとスライドバーが上手くスライドしません ⇒ 相当削りスライド調整しました
ロッドを組んで、後ろ床板を載せて見ました
ピストン棒が少し長くシリンダーの行程に支障がありました
⇒ 回転に支障ある分短くしました




前床板も載せて見ました



No.14 引き棒と、No.13 レバーを留めている、No.15 のカシメピンが壊れました
何回も外れ、カシメ直しを繰り返していたら、カシメ直すことすら出来なくなりました
途中から半田付けしていましたが、半田すら効かなくなりました
因って、カシメピンを削り飛ばし、穴あけ、M1.0 のタップを切り、ビス留めに変更
余りに外れますので変更ご容赦下さい




バルブギヤーを組みました
No.1 リターンクランクと、ロッド受け、ロッドを組みリターンクランクに半田付け
リターンクランクは、クランクピンに半田付けする事になっていますので、
ここまでの組み立てで止めます
加減リンクと心向棒は、差し込みの構造なっていますので、
シリンダーにセット出来るかだけ確かめて、ここまでの組み立てとします
床板に取り付けてある、No.10 レバーには、ビス留めとあるので、
トップコートを済ませ、組み立て完成時ビス留め作業とします


明日から、車体の組み立てに掛かります

2023/6/18 キャブ廻りの組み立てに3日掛かりました



側板 No.1 に、No.19 〜No.21 を半田付けせよとの事ですが、
解りますか ?? ⇒ 何の位置決めの足がかりも無いのです
No.19 は、何とか判りますが、、、、

これを半田付けするのに、3回、半田付けをやり直しました



この組立て図から、最初の組立て図の部品をどの位置に当てはめれば良いのか
解りますか ??


どの位置にはめ込むのか、取り敢えず、キャビンを箱に組んで見たのです
これが「ドツボに嵌る」、の始まりでした


何と、補足説明書に因ると、キャブ屋根は、開閉可に設変してあったのです
又、キャブ前板は、前板に窓枠を挟み込み箱に組まなければならなかったのです


組んだ箱をバラして、半田を奇麗にキサゲ取り、半田が回り込んでいる前板を
2枚に分離して、平に戻し、窓枠を作り、嵌め込もうとしたのですが、削り合わせ
無ければ、嵌りもしないのです ⇒ 当然、回転すらする訳ありません
試行錯誤し歩いていると、今度は、窓枠自体が折れていまいました
原因は、エッチングが過ぎて、洋白線を嵌める溝が深くなりすぎ、洋白線を半田付け
したのに、折れる始末でした ⇒ 施主さん申し訳ありません、多少不細工です


オマケも付いてるでよ〜



図面の No.7、No.8 の真鍮部品なのですが、カーブが合わないのヨ、前板のカーブ
とも合わせないと、タンクに旨く載らないのです ⇒ 苦労して半田付けしました


こんな部品を半田付けで作って、キャブの前板に、半田付けして下さいってネ

窓枠の件に戻ります



しかも、ボイラー行程、の次のキャブインテリアの工程で図示して有ったのです
窓枠と言えば、後ろ妻板の窓枠も、部品として有ったのです
内側に半田付けしろってヨ ⇒ そんなん図面にも無いよ 余った部品のパズルだよ



上の写真が、補足説明書の、E キャブの項目です、確かに、後板の内部に貼れとネ



3日掛かってやっと組立完了 ⇒ 奇麗に裏まで半田をキサゲないと、、、、



ナンバー、半田付けした際、熱で赤の塗装が剥がれたので、塗り直しの為、
残った赤色を奇麗に剥がしました ⇒ 仕上げのトッフコートを吹く直前に吹きます




上の写真、最初吠えた、「側板 No.1 に、No.19 〜No.21 を半田付け」の部品の収まりです
半田付け位置が、0.3mm、板厚分違うと組めない構造になっています、要注意です
 ⇒ この位置に収まる事が解っていれば、1日あれば完成しています




窓枠がやっとの思いで、削り廻り組めたのです
実は、前板を他の部品と半田付けする際、2度も窓枠をも半田付けされてしまい
前板をバラす羽目になったのです ⇒ 笑えませんでした、泣きっ面に蜂状態、涙
これを解決するのに、まる一日、費やしました


それはそうと、乗務員乗降口の手すり、全て、真鍮線部品の曲げ加工
穴位置と合いませんでした ⇒ 手持ちの洋白線で加工装着しました
内側に出た、足も奇麗に削り取りました



屋根を製作、キャブに半田付けしました ⇒ 間違いでした



開閉式に設変されていました
しかし、位置決めが出来ません
⇒ 何回もやり直して、きちんと嵌る位置とやっと半田付け出来ました




今回の組み立て作業は私の技量の限界でした
珊瑚さんの組み立て説明書が私の技量を上回っていました
明日は、ボイラー部に掛かります
疲れました、尻に座りタコが出来てただれ、痛いのです


2023/6/20 ボイラーが組めました



下廻りと合体、ネジ留めがちゃんと出来るか確かめて見ました
O.K 牧場 ⇒ が、第三動輪のイコライザーはほとんど効いていません
モーターがボイラーの幅とほぼ同じなので傾むこうに傾きません
電流を流しましたが、軽やかに車輪を駆動できています
ギヤ音は少々うるさいです








錘にナットを埋め込まねばなりません

サンドボックスが旨くありませんで、No.28 の砂箱を自作作り変えました
しかし、この砂箱とんでも無く半田付けしにくいです
又、煙突と煙室と錘を共締めしなくては組めないので組み立てが大変ですよ


No.12 の蒸気管、シリンダーの穴にすんなり入る様に半田付けしなくてはならず、
車体に一時組み付けて、半田付けしました、何回も試行錯誤しましたよ


明日は、ボイラーのパイピングをします

2023/6/22 組立が出来ました




砂撒き管、蒸気管は、床板、主台枠には半田付けしていません ⇒ 差し込んで組みます
ボイラーパイピング、No.2 蒸気管の半田付けが大変でした
床板、下廻りの分離が出来るように、組んでから半田付けしました






分配弁への配管も、Φ0.5 真鍮線をバルブ下にちゃんと半田付けています



施主様ご要望のレバーのカシメピンを目立たないよう作り直しました
レバー、引き棒は、可動としています
スチームドームから、キャブに引き込む、Φ0.5 真鍮線は、塗装後組み立て時
キャブ側から差し込んで処理します ⇒ でないと組めません




油ポンプ、取り付けする場所がありません ⇒ 足場がないのです
一晩考えて、ポンプ脚をベースのみにして、裏側を半分削り、床板に直接半田付けしました
レバー、ロッドを半田が回わらないように注意深く半田付け、至難の技ですよ






圧力計を取り付け



ハンドブレーキ取り付け

明日からは、塗装に掛かります

2023/6/24 追加部品装着しました



部品表に無い部品の装着のご希望頂きました
安全のため、前板にも半田付けしています
線径がありますので、絵に描いた様には平らに装着出来ません


塗装は、透明のプライマーの取り置きが切れていましたので発注中
明日よりのトップコート施工となります



2023/6/25 塗装が出来組み立てに掛かったのですが、、、



塗装が出来、組み立てに掛かったのですが、上の写真のごとく、
ブレーキシューとサイドロッドが干渉して、動輪が回転しません


施主さんと相談の結果、サイドロッドエンドを削る事としました
真夜中なので、大きな音を立てる訳に行きません ⇒ 明日の心だよ