GREEN MAX 京阪800系 製作記録
京阪9000系ベース 大阪府 M様 製作御依頼

2014/5/27 完成しました



801号機

まだ、電装が出来ていません



851号機 完成



852号機 完成



852号機 完成





試運転しました ⇒ O.K牧場

ヘッドライト、テールライトとも均一な光量となりまくした

車幅灯を着けました



今回、チラつき防止に付けた回路です

おかげで、チラつきは、うんと少なくなりました



何とか、出来ました 少々のアラはご容赦下さい
プラ車体は、歪むし、下地が、旨く出来ないし、厄介な材料なのです
修正すればするほど、ボロになっていくことがあるのです

路面電車、地下鉄となって走る近郊電車、20年程前に、仕事でドイツに行ったとき
ホテルから、ボンの中央駅まで、毎日通いました
毎朝、ボンの駅前で、ライトビールを引っ掛けて展示場に行ったものです

一杯、\160 位だったかな ユーロになったばかりのころだったから、
100円=1ユーロ位だった

こんなLRTが、岡山にも出来るカモ

まずは、無事完成しました、可愛がってやってください

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製作記録

2014/4/25 種車、資料が届きました



GM 京阪9000系 先頭車



GM 京阪9000系 中間車



GM 京阪9000系 屋根



GM 京阪9000系 窓ガラス



屋上機器類 クーラーはありません



VVVF用 床下機器



??? の床下機器



??? の床下機器



BANDAI Bトレ SHG 2SET



BANDAI Bトレ HG 2SET





資料書籍 「京阪電車 車両の100 年」

2014/4/25 切り継ぎ計画をCAD で書きました



Bトレの窓配置 ⇒ 6.5 x 6.5 でした、残念ながら、模型としての製作には使えません
縮尺が違いました
使えるとしたら、車幅が、17.5mm ですが、SHG仕様セットの「お面」 「妻板」
実車の寸法からですと、15.8mmになるはずですが、動力ユニットの幅に
制限があるのでしょうか
幅の詰めも甘く、HG仕様の18.5mmからすると、1.0mm狭まっているだけです

車幅の縮尺を我慢すれば、T車の床下、台車 は使えます
集電装置のついた、「バンダイ Bトレインショーティー専用 走行台車 T」を
別途手配が必要



GM の赤斜線部分を切り取る
BトレSHG仕様の「お面」を黄色線部分で切り継ぎする
後部妻面部は、窓部分6.5mmを切り取り短縮、切り継ぎし、Bトレの妻面を貼り付ける

車幅は、1.0mm狭める



先頭車の後部妻面の加工と同様にBトレの妻面を貼り付ける

車幅は、Bトレの車幅に合わせ、1.0mm狭める

9000系と、窓幅が違うので、少し中央部分が間延びした車体となります
ドア幅は相違有りません

屋根はGM 9000系の部品を使用し自作するしかないでしょう

動力ユニットは、TOMYTEC TM-05 を使用し、動力台車をCタイプに変更、Bトレ部品のFS-558を取り付けます
T車の床板は、Bトレの床下を加工(延長)して使用
T車の台車は、「バンダイ Bトレインショーティー 専用 走行台車(T)」を使用
パンタグラフは、GMの 5808 PT71Bを使用
クーラーは、TOMIX PC-106 C-AU711形クーラーを使用

部品の手配が完了いたしましたので、連休明けより、製作を開始いたします

2014/4/29 部品が届き始めました



パンタグラフが届きました
GM に、3種類程、あるようですが、実車の写真を見ると、シューが
2 船着いているタイプでしたので、この部品が正解でしょう



台車の市中在庫が余り無いようでしたので、普段買わないところから入手
高くつきました、ついでに、2セット買っておきました

問題発生、TOMIX 分売部品のクーラーが市中に、ほとんどありません
しかも、私は、4 セット必要と思い、注文するのですが、、、
4セットだと、再生産一ヶ月待ちです
1〜2セットの在庫のしかない、お店がほとんどなのです
これまた高くつきそうです

2014/5/2 揃わなかったクーラーが届きました



TOMIX の分売パーツ AU 711 これが手に入らなかったのです

これまた切り継いで使います

2014/5/7 着工です



Bトレ(SHG) の車体を組んで見ました



走行台車 T も履いてみました



車輪がすぐに外れるのです ⇒ ボルスターも頼りないのです
2セット 6輌分も買い込んだ私が、O-BAKA ちゃんです



Bトレはオモチャでした 私は、こんなもん模型としては、よう使いません ⇒ 大失敗です
軸箱と、車軸の位置も違っています
おまけに、車軸の軸間が、14.0mmでした 私は、12.7mmのつもりだったのです

捨てました ⇒ 売り飛ばす訳にも行かないよ、迷惑掛けるヨ

なら、BONA の部品を使って、



これが、軸間 14.0mm なのです
床板は、TOMYTEC 鉄コレの余剰部品を使います

動力ユニットは、TOMYTEC TM-05 を使用し、動力台車をCタイプに変更、
Bトレ部品のFS-558を取り付けます

動力ユニットは、TOMYTEC TM-05 を使用し、動力台車をAタイプをそのまま使い、
Bトレ部品のFS-558を取り付けます



お面の裏です ⇒ お面は、クリヤーのプラスチックに塗装して有ります
失敗は許されませんし、完成までにクリヤー部分を養生して工作しないと
傷つけてしまいます



テールランプの導光を如何しようか悩みます φ1.0 の穴がありますが、
ファイバーを突っ込んでも、何だかクリヤーのボディを光が散って行きそうな感じです
導光試験を先に済ませて、LED を先に加工して取り付けておかないと、
車体が出来てから電装をすると、失敗出来ないので、後からは、よう仕事しません

遮光がとてつもなく難題ですよ



スカートの取り付けも、この導光部を使っているし、運転席の部品として、使っています
遮光も兼ねそうなので取り付け方の変更は困難と思います

とにかく、お面が出来なければ車体に進めません

ヘッドライト部分も含めて考えないと大変な事になりますね

明日は、お面を加工してみます

2014/5/8 お面のLED を試験作成しました



正面窓ガラスを裏から黒を塗装するためにマスキングをしています

先に、行き先幕、機番のシールを裏側から、装着しておきたいと思います
施主さんに希望番号、行き先を問い合わせています

φ1.0 のファイバーを出来るだけ、車体表面に近づける為、
1.1 キリで、穴を掘りたしています



前面も傷防止にマスキングテープで、養生しています

テールランプのレンズですが、左のお面が改造前です
⇒ 銀色で、塗装して有ります 赤色の LED の光がさえぎられます
右のお面のレンズは、シンナーで丁寧に塗装を落とし、透明に戻しました
枠の黒色が少し落ちてしまいました
⇒ 最終で、筆挿ししなければなりません、いたし方無しです



蛍光灯スタンドにかざして見ますと、光が透過しているのが判ります



LED 1608 赤色に半田付けを済まし、φ1.0のアクリルファイバーを瞬間接着剤で接着
両面テープで固定しておいてから、瞬接をたらします



熱収縮チューブ(黒)を、遮光と、装着ガイド、絶縁を兼ね、LEDをファイバーに装着します



このように、装着します ピンク色に発光しているのが分りますね

実際には、もっとコンパクトに作り直さなければなりません



まずは、成功です ⇒ LED をコンパクトに作り直せば使えます

施主さんから、返信があり次第、ガラスの裏を作成して、ヘッドライトの試作に移ります

2014/5/10 行き先幕を作成しました

施主様から、連絡がありました
デカールが決定しましたので、作りました

機番は、801- 851- 852- 802 と、決定

行き先幕を inkscape で、製作



Bトレに附属のデカールが印刷も悪く、表面に貼るタイプですので、
思い切ってインクスケープで、反転させて作っちゃいました
これで、ガラスの裏に貼れます



ヘッドライト用 LED の取り付けベースを 3.0 x 3.0 のプラ角棒から自作



ヘッドライトの位置にのみ、光が出るように真鍮板で、遮光します ⇒ 旨く行くかナ

2014/5/11 行き先幕のデカールを貼りました




ヘッドライトの位置は、透明です
肉眼で見るとまずまず良く出来ていると思いましたが、アップすると少々アラが見えますね

2014/5/11 午後 実は、アラが気になってやり直したのです

5/10 に戻ります



ついでにデカールを作っておきました



マスキングをして裏から、デカールを貼り、黒を塗装します



と、言うわけで、9000系の車体も入浴を済ませました
今回は、長風呂でしたよ ⇒ 丸二日入っていました



2014/5/11 午後、ヘッドライトのLED を試してみました
これは明るすぎます ⇒ 抵抗を増やしてもう少し電圧を下げます

いよいよ、明日は車体の切断といきますか

大変な事に気がつきました
⇒ 車体横の方向膜の位置が9000系と800系では違うのです

お仕事が増えました

2014/5/12 車体長を縮めました



運転室の切り継ぎを図面とは違う場所できり継ぎました
Bトレの乗務員ドア表現が、GMの客室ドアの表現と合わないので、
GMの乗務員ドアを使いました

明日は、車体幅を縮めます



完成したヘッドライトのLEDユニットです



テールライト用の赤色 LED のユニットも完成です

いよいよ車体の製作に入ります

2014/5/13 車体幅を縮めました



車体幅を17.7mm にしました ⇒ 接合にはとんでもない注意が必要でした



糸鋸盤で、車両の中央を切断しミニクランプで、保持して、
接着剤を瞬接とプラスチック用接着剤を併用しながら、くっつけました

定盤で、ヤスりノギスで測りながらの作業です

いよいよ、難関の屋上です
プラの三角棒、1.5t のプラ板を使い自作する予定です

2014/5/14 CADで屋根の図面を書きました



Mc車の屋根です

図面に寸法が入っていませんが、屋根幅は、17.2になる予定です

クーラーの位置を決め穴を作る位置を数字化しました
Bトレの屋上機器も、切り出して使います
あと、ベンチレーターは、1.2x1.2 または、1.5x1.5 の真鍮角線を使って自作します

車体との留め方はまだ決めていません ⇒ ネジ留めにするかも知れません



M車の屋根です

パンタグラフの取り付け位置は、一段、蹴込んでいますが、
長さ的に実車とそんなに違わないので、Bトレの部材を切り出して使用します
GMのパンタと穴位置も4mmピッチ、φ1.2の穴が開いていますので、不都合は無し



車体の側板の裾が妻面と高さが違うので、0.4mm削り、高さを合わせました
⇒ 裾も丸めました



オデコと、屋根板の継ぎ目も実車に合わせて3.5mm延長しました



後部の妻面と、側板の接合部も実車同様、斜めに競り上がる車体側板としました
きっと、屋根板と合わせるのに苦労するでしょう ⇒ 本音は、合うと良いけど、、、、



明日は、屋根板を完成させるつもりでいます

2014/5/15 屋根が大体出来ました



M 車の屋根です

パンタグラフの設置部分、蹴込みも出来ました ⇒ B トレから移植しました



Mc 車 801 号機です 前頭部機器は、B トレから移植しました

2014/5/15 朝に戻ります



クーラーを加工して、作りました
⇒ 25mm のつもりが、切り貼りしたら、24.5mmに縮んでしまいました



図面通り、屋根の枠を作りました
⇒ クーラーの縮み分、1.0mm 伸ばさなくてはなりません

1.5t プラ板、1.5x1.5 プラ角棒、2x2 プラ三角棒の組み合わせで、作っています
ノギスで測りながらの寸法出しです



B トレから切り出しました ⇒ 幅を13.7mm にしてはめこみます



クーラーをはめてみます ⇒ ピッタリです



全長に合わせ、Bトレより切り出した部品を接着し、出来上がりです

強度を出すために、クーラーも接着済みです
⇒ ほんとは、塗装後接着したいのですが、、、

明日は、屋根の取り付け方を考えて見ます

明後日より床下工作に移ります

2014/5/16 屋上機器が出来ました



車体との合わせに暇を食いましたが、完成です



ベンチレーターを1.2x1.2の真鍮角棒で、自作しました

明日は床下を作ります

5/17 動力車が出来ました



持ち込まれた床下機器 ( VVVF ) が<、とてもとても、似ても似つかないのです

で、CAD で、画いてプラ板にデカールを張り付け表現することにしました
⇒ 旨くいくかなぁ〜、カァ〜!!!

厚みの出る、フラッシュシルバーを使い、印刷をしようと思います

その上に、ねずみ 1 号を塗ろうとおもいます



車体の幅が、TM-05と全く同じだったのです

で、はめ込みの窓ガラスの下端をストッパーにするべく削りました
約 0.8mm 削りました



台車を張り替えました FS-558です

カプラーの間隔も調節しました Mサイズのアダプターを取り付け、少し削りました



今回は、モーター室を移動しません
⇒ 床下機器を貼り付ければ隠れてしまいます

明日は、Mc 車、M 車の床下を作ります

来週より、いよいよ、塗装です

2014/5/18 T車の床板、台車が出来ました



床下機器がまだ出来ていません



床板を鉄コレ第 14 弾より、調達、上の 3 台が犠牲になりました



カプラーの位置も丁度良さそうな位置です



上面は、スッキリしています

明日は、床下機器を作ってみます

2014/5/19 床下機器がやっと出来ました





下回りがやっと出来ました

N ゲージなら、こんな床下機器の表現も有りと、言う事で、、、。
初めてデーカールを作って機器に貼り付けて見ました
3D プリンターが欲しくなってきましたよ ⇒ 鉄砲は作りませんから

ちょっと、疲れましたので、明日はお休みさせてもらいます

 明後日は、いよいよ、塗装に移ります

2014/5/20 床下から塗装をしました



お昼から、仕事をしちゃいました

今回の床下機器の表現、外から、エアータンク等見えない車両には、
結構有効かも知れません

明日は、屋根、ボディの塗装に入ります

2014/5/21 下地の修正中です



白の下地を塗り、サフェーサーを継ぎ目に塗りこみ修正します

朝に戻ります



行き先方向幕の治具を作りました



治具をミニバイスで、車体に固定し、キサゲで、彫ります



マスキングゾルで、窓ガラスを裏表マスキングしました
はみ出た余分は、アートナイフで、カットし、剥がしました

下地を兼ねて白から塗り始めです

2014/5/22 一日、下地修正



4回、ペーパー掛けしては、吹き、を繰り返し
もう、ボテが入ってきましたので、止めます

プラはほんとにやりにくい ⇒ 真鍮板のほうがよっぽどやりやすいですヨ



ボディが乾くのを待つ間、屋根を塗って置きました

ボディをレンジでチンするわけにいきませんし、磨げるまでに、なかなか乾かないヨ
真鍮製なら、チンしますよ ⇒ 100度10分、オーブンで焼きます

我々設計やは、アクリル焼付け塗装は、ワンベイクなら、
160度 15〜20分トンネルをくぐらせます
てなことで、一日かけて下地作りをしました

明日は、ブルーを塗ります

色を作りましたが、乾くと青が強くなりますね
また、鮮やかすぎるので、灰色を混ぜました

黄色のラインは、デカールで作ります
ボテが入ってきましたので、何回も塗り直しをするわけにいきません

2014/5/23 塗装が出来ました



出来立てのホカホカです

デカールを貼って半艶のトップコートを吹いたところです



Keihan のデカールを作成し装着しました



下地のスカイブルーは、白文字を浮かび上がらせる為に、仮に着色しています
デカール作成時は、透明としています

後は、マスキングゾルが旨く剥がれるかお楽しみに、、、です

明日は、窓ガラスをはめて見ます

塗幕の厚みで、旨くはまらないでしょう ⇒ 削りながらの作業となるでしょう

2014/5/24 組み立てが出来ました



801号機

まだ、電装が出来ていません



851号機 完成



852号機 完成



802号機

明日、電装を組み立てて完成です



アップにするとやはりアラが目立ちますね
最終の筆挿し修正をしなくちゃなりませんね



今回、クリヤーの車体に塗装をかけてあるBトレを正面の素材につかいましたが
ほんとに難しいです ⇒ 逃げが効きかず、一発勝負の連続でした

明日は、電装、最終仕上げです

月曜日には、完成の予定

2014/5/26 集電が旨く無かった



まだ、802号機の一台しか出来ていません

旨く集電が出来なかったのです
片側 2軸の集電ですから、LEDのチラつきが防げなかったのです
で、100μFのコンデンサーを 2個入れることにしました
チラつきを抑える事は出来ましたが、室内に道具が見える事となりました
ある程度の予想はしていたもので、今回は、施主様に室内灯を勧めていません
理由は、こういうことなのでした

ヘッドライトは、旨く行きました 光量も最適となりました
美しいですよ



テールライトの光の漏れに手こずりました
透明のボディに塗装をしたBトレのお面、光が躯体を伝わり、
塗装の薄くなったところに光が漏れ出るのです 表面を筆挿し
塗装幕の厚みをわざと、作ったところもあります
⇒ 多少見苦しいところも出来ました

ご容赦下さい

後、M車のGM のパンタグラフを壊してしまいました
姿勢が悪いので直していたら、リンク部を破損させてしまいました
パンタを立てたりおろす時は細心の注意が必要です
先程、パンタが届きました、設置しなおしです

特に注意することは、平らな場所にパンタを設置の事、低すぎると、
パンタが起こせなくなります
これで失敗しました ⇒ 起こして写真を撮ろうとしたら、パキッでした

姿勢を保持するためにバネの役をするステーがあったのです
⇒ これが屋根板に干渉していたのです

隙間不足だったのだ

後一台、完成は、5/27 となります