OMI/AJIN BN SDP40 #1976 レストア記録
京都府K様 全塗装御依頼

2025/7/17 上車体の塗装が出来ました



実車写真と、三面図、OMI 車体と、デカールの寸法が違います
ダクトの位置、長さが違います
BNの白デカールが大き過ぎます
三面図には、デカールの位置をデッキ手すりの高さに合わせるよう指示有り
が模型のデッキ高さが高いのです
丸デカールの白渕は、ヤスリで均一に整形し、裏板を作り、左サイドは装着
60度の赤ストライプ位置は、目立つ位置決めの場所を拾い位置決めとしました
ですから、美的に見えればそれで良しとして下さい
とても、実車写真、三面図の通りには行きませんでした
模型は模型です言葉で位置を指定されでも実現は出来ません
所詮、妥協の位置決めとなりました






内装色も淡緑色で処理しています



ナンバーホード廻りで、ほぼ一日費やしました



トップコートを半艶で厚めに吹いています
昨日、夕方、CABOOSE のDECAL が届きましたので、
次は、CABOOSE の塗り分けをします


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レストア記録

2025/7/8 ご要望事項

@  ライト類  点灯不要
A  動力・台車廻り  不具合改修・走行調整
B  マーカーライトレンズ材質  透明アクリル
C  塗料  タミヤカラー 赤・白・青 3色使用
D  踏面塗装色  青
E  SD40-2 #1876  追加塗装 左側デッキ側面 ⇒ 赤塗装 2個所 斜め60度 金帯含む 現車写真有り
F  円形紋章  外周縁白色 切取後装着
G  SDP40 ナンバーボード  別添Alpsプリンタ製装着
H  KDカプラー  送付3種類より選定装着
I  CABOOSE #11442  キューポラ根元?目 パテ埋めにて平滑化
J  CABOOSE DECAL  支給分装着

2025/7/7 車輛が届いています

OMI/AJIN の 「GN SDP40」 です











車体の中で、何だかゴロゴロ、部品が外れているような音がします



早速、見積もりの為に、分解してみました



錘が外れて、踊っていました
また、OMI アルアルで、いつもの事、ジョイントが滑っていて、走りません
燃料タンクの留めネジが違っています ⇒ 留めることができません




ビス穴半田外れていました



左側面の手すりが、曲げ位置が合っていません
穴に入ってもいません ⇒ 入れてもすぐ外れてしまいます




グリルが外れているのか? 部品袋の中に一枚入っていました ⇒ 脱落ですね



マーカーライトのレンズがありません



リヤのヘッドライトレンズも着いていません



フロントのヘッドライト、レンズ無し
ナンバーボード無し ⇒ 裏が塞がっているので、ボードの製作は困難を極めます
ロータリービーコンのレンズは、部品袋の中に在りました










この色見本に来た車両は ATHEARN のT車を加工した物でした
プラ車体を良くここまで塗変できましたネ
金色のデカールを貼るのに苦労してますネ














KDカプラー、3種あります アームは、SHORT SHANK が入っていました
#403タイプのボディーを2両分使う事になったら、当方も在庫切らしているので、、、


ざっと所見ですが、動力系統をちゃんと走るようにするとなると、
ライティングをしないにしても、概算見積もりをオーバーするようです


2025/7/9 着工しました



1.0Vで起動しますが、ノイズは結構高いです



半田外れした、床板のステー4箇所全て半田し直しました
ジョイントすべり修理しました




キャビンに取りつく手すりを修正しました



KDカプラーを装着、エアーホースを曲げ修正



リヤデッキもKDカプラーを装着、エアーホースを曲げ修正

明日から、分解し、下地を剥離、下地調整に掛かります

2025/7/11 保護塗装を剥がしました





デッキ手すり支柱、半田外れ、修理



こちら側もデッキ手すり支柱、半田外れ、修理



ダクトグリル、接着、外れました



ダクトグリル、接着、外れました



これは、脱落してしまった物、危うく下水に流れる処でした



床板のステー、タップ立て直し、半田やり直し

次は、下地塗装、調整に掛かります

2025/7/11 下廻りを塗装しました



ギヤ廻り、グリスアップをして、試運転しました
走行音は、少なくなりました








車輪を塗装しました



キャップ、ゲージの赤色は筆刺しです



艶の具合は、デカールを装着後のトップコート吹きつけ時に行います

次は、車体に掛かります

2025/7/12 下地塗装をしました







7/12 以下塗装に掛かる前の処理



床板取り付けステー、半田外れです



しっかりと再半田しました



ワイパーの姿勢を修正、ナンバーボードを塞ぎました





グリル装着、全部貼り直しました

7/13 本日は、仕事はお休みとします、休息・・・・・
と、言いながら、塗り分けするマスキングを考えています

2025/7/14 デッキの塗り分けをしました



苦労して、マスキングをし、吹き付け塗装をしました





塗り分け、デカールを貼る下準備をしています
ナンバーボードの黒Hゴムの表現なんて、筆刺しで出来ようはずが無く
デカールを製作しました
又、金色の3インチ幅ストライプも実車写真と
マイクロスケールのデカールと相違があるので
金色ストライプのデカールを1.88mm幅で製作しました
ワイパーが邪魔になるので外しました




リヤ側もワイパーが邪魔になるので外しました



赤のストライプ、デカールを貼るのに手すりが邪魔で外しました

次は、いよいよ赤を塗り分けします、上手く行きますように

2025/7/15 塗り分けまでとても行きませんでした



試行錯誤して、色々大きさを作り実際に貼って試しながらの作成です

大きさ的に、Hゴム幅、0.3mm 外周、 8.45x3.45、8.45x3.40、8.45x3.35 辺りが
何とか合うようです


何とも、ロスト製の精度と、インクスケープ + ALPS MD-5500 の精度が違いすぎて
下の写真辺りが、まずまず適合しそうです
ロストで無く、引き物、エッチンク物なら、まだ精度が出るのですが、、、、
K国さんは、何でもロストで作りたがるもんで、大変です




「金色の3インチ幅ストライプも実車写真と
マイクロスケールのデカールと相違があるので
金色ストライプのデカールを1.88mm幅で製作しました」
と、昨日書き込みましたが、何と、1インチ=25.4mm ではなかったのです


三面図には、3'' となっていました

実車写真から車体に描かれた線幅の比率を計算すると、0.9mm〜1.0mm
と、計算上なるのです
で、金色のストライプをインクスケープと、ALPS MD-5500 で、DECAL を作成しました
 ⇒ 以下写真です、真上から写すと、光が反射して上手く撮れません
で、斜め上から撮りました



金色の「メタリックゴールド」での、印刷です
あらかじめ、No BOAD の Hゴムの形状を逃げて作ってあります
こんなあんなで、一日費やしてしまいました

次は、いよいよ赤を塗り分けします、上手く行きますように