KTM OJ (24mm) 国鉄 C51 製作記録
 新品キット組立・全塗装 奈良県 Y様 製作御依頼
BOILER部下廻り

2021/11/2 下廻りが出来ました



アレーッ、リターンクランクの進角が逆だった、後で直しときます





<組立工程10> アッシュバン組立、先・従台車、シリンダーの取付け、イコライザー調整



塗装時、又、分解しなければ、車輪が外せません、厄介な組み立て方だ

<組立工程11> サイドロット、メインロッド、クロスヘット、スライドバー組込み

オイルカップ小(K-3)を3ケずつ接着、(少量の瞬間接看剤を使用するとよい)
と、説明書にはありますが、グリスカップは全て、低温半田で固定しています
K-7 六角ボルト小、0 6nm× 2mm 平径 0 8om は、接着剤使用
ボルト座(K-8)と六角ボルト大(K-9)を1ケずつ接着 ⇒ 半田付けしました



スライドバーの位置調整が微妙過ぎなのです
シリンダーの高さ、モーションプレートの高さの違いが関わっているので
ネジを最後の締め方一つで、クロスヘッドの動きが渋るのです
こんなで調整、1〜2時間かかるのですよ
スライドバーは削りまくりましたので、分解後、ニッケルメッキをします



スライドバーを留めているネジ、ナットドライバーが効きません
現に留めているプラス頭の黒メッキ鍋小ネジを使わせて下さい



モーションプレート側も同様、スライドバーを留めているネジ、
ナットドライバーが効きません
現に留めているプラス頭の黒メッキ鍋小ネジを使わせて下さい

<組立工程12> バルブギア組込み



加減リンクを留めているネジ、真鍮製六角頭のM1.4x1.5 が付属部品なのですが、
ラジアスロッドまで届きません
現に留めている、プラス頭の黒メッキ鍋小ネジ、M1.4x4 を使う事になります
小頭のビスに変更予定
どうしてもイヤなら、M1.4x5 のプラス頭の黒メッキ鍋小ネジを使い、
ネジ頭を真鍮パイプ、2.0x1.5 を差し込んで半田付け、ヤスリで六角頭に加工します
両側ですから、2本作る事になります ⇒ 別途料金が必要です



で、失敗していました ⇒ 逆転レバーB外側に仮留めしたまま忘れていました
内側に移動です



が、逆転軸に逆転腕を締めつけるイモネジ M1.4x1.5、締めても効かないのだ
塗装後、低温半田で半田付け処理とします



<組立工程13> ドローバー取付け、モーター・ギアボックス取付け



モーターの固定の様子です ⇒ Hゴムを挟んで軸棒で留めます



ドローバー、黒染め処理とします



ドローバーの連結間隔、バッファー同士の間隔 2mm 在りません

以下、現に留めているプラス頭の黒メッキ鍋小ネジを使わせて欲しい物

前述のスライドバーの留めネジ



板バネ廻りのプラス頭の黒メッキ鍋小ネジ 3点、計18点



左第三動輪、板バネ固定ネジ
外側からしか留める事は出来ません

※ 写真左に写っている、 I-21& I-22 従台車イコライザー梁支え右左
は、削った後の状態です ⇒ 右端木端が、斜めに 0.5mm 程削っています
移動させる程では、全くありません 強度的にも何ら問題は有りません
設計ヤのする事を信じて下さい
加減リンクを留めているネジの件は、ご回答下さい

以上、Mail の返信を兼ねて、HPにUPしています

明日から、ボイラー上部に掛かります

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製作記録

2021/10/28 主台枠の組み立てに入りました



<組立工程1> メインフレームヘのパーツ組込み完了



上記写真の部品が、A-14 として入っていました
H 従台車振れ止め支え(A-14)、従台車吊リンク受梁右、左(A-15,16)を
メインフレームの穴に差し込み、曲がりと上下に注意してハング付け
と、ありますが、部品が違います ⇒ ステーの片側の穴にネジが切ってあります
また、形状が全く違い、取り付け様が有りません



この廻りの他の部品と間違えて袋に入れたなと、直感
で、探してみると、F-7 の部品に相似していましたので、取り付け座から
ピン穴の距離を測って見ました、F-7と、A-14 では、1mm 違うのでした
やはり、取り違えて、封入したようです ⇒ F-7の部品は、ネジ留め
A-4 は、ピン止めとなっていて、合致しました



で、おまけまで付いていました穴位置が片側違っていたのです
穴を約1.2mm 距離を広げて開け直しました



無事、移設完了
まぁ、部品相違の大事件で、時間を随分とられましたので、進みませんでした
明日も引き続き主台枠廻りを組みます

2021/10/29 シリンダーまで出来ました



シリンダーを主台枠に載せて見ました ⇒ 姿勢もO.K.です



<組立工程2> イコライザー組立 その1
C-3 従台卓板バネ支え中心ピンワッシャ
外径14m内径09m厚さ0 3mm x 2枚
半田付けするのはとても難しいのです ⇒ ピン以外とは、半田を廻すなトヨ
接している他の部品にグリスを塗りましたヨ
こんな小さな部品、ほんと、無くしかけました、つかみ損ねて捜しまくりました



<組立工程3> 従台車イコライザー組立を済ませ



<組立工程4> シリングー組立に入りました



シリンダーの組み立て、半田付けが難しいです
半田が回らないので、200Wのコテを使っていたら、
D-1 シリンダー本体を溶かしてしまいました ⇒ 始めっから組んだようなものです

明日は、先台車、従台車、の組み立てに掛かります

2021/10/30 <組立工程5> 先台車組立

アーァ、先台車しか出来ませんでした



E-7 先台車枠吊ボルト ⇒ ゲッ、ピンにネジが切ってありません
で、考えたあげく、パンタグラフ用のM1.0 の長い鍋小ネジが使えると判断
で、作りました ⇒ こんな事でも、1時間費やします
M1.0 x 0.25P のダイスなんて持っていません
安い物捜すにも時間がかかるのだ、安い物を買っても、\2,000.-以上につくヨ



E-19 ホイールキャップは、塗装後装着とします
E-13をE-1に装着する、留めネジの片側が締めきれませんで、
ネジ頭が飛び出しました

要は、E-10 先台車板バネに切ってあるネジ深さが足りませんでした
1.1キリで、深くして、M1.4 のタップを注意深く切り直しました
注記に因ると、イコライザーの動きは、M1.4 皿小ネジ用座繰りの
ガタで決まるとの事 ⇒ 無事何とか調整しました







車輪を締めつけて組んでら、リンクが効きません
たった、車輪を最後の1/4 回転分締め切ると動かなくなるのです
途中、軸箱の動きをスムーズにする為、ヤスリを掛けまくり、
とんでもなく、狭いのです、はまらないのです、なのにですよ

ピンと来ました ⇒ 要は、先台車枠、軸箱守の幅が広すぎるのです
で、今さら先台車枠を狭めるには、仕事が多すぎますので、
軸箱守の厚みをヤスリ掛けでね狭める事にしました
で、調整すること、3時間、組んだり、外したりですヨ
おまけに、車輪軸、ベアリング、軸箱がきつくてピチピチ、H7仕上げの圧入位
テンダー台車では、ユルユルのガタガタだつたのに、、、
兎に角、無事組み立てられる事を祈るばかりなのだ

従台車の組み立てにかかりますが、
月曜は、母親が退院しますので、余り仕事は捗りません

2021/10/31 動輪組込み、イコライザー組立その2 まで完了

<組立工程6> 従台車組立
<組立工程7> モーシヨンプレート枠取付け
<組立工程8> ブレーキリギング組立
を、済ませ、動輪まで、組み込みました



第二動輪の軸箱がどうしても入りませんでした
主台枠の幅が、真ん中辺が、ムクれていたのです
フレームを曲げたり、軸箱を削ったりで、やっと、入りました
こんな修正作業で、2〜3時間食ってしまいました
おかげで、イコライザーが動く程度で、ほとんど、ガタは有りません
動輪は横動も無く、カーブの通過は、バックゲージの余裕分のみとなっています
先輪と同じ状況でした



ホイールキャップは、取り付けていません ⇒ 塗装後







I-20 従台車イコライザー梁中心、ピンと、あるが、図は、従台車イコライザー梁
受けを示しているし、従台車イコライザー梁としても、形状が違います
何とか、私なら、こう設計するとして、組み上げました
が、この従台車イコライザー梁受けが第三動輪に接触します
「KTM OJ C51 の組み立て先生」は、1mm 受けを後方へ下げたとの事だが、
私は、イコライザー梁受け自体を削って処理しました
この方が、後々、従台車をマウントする時に影響が無いと判断しました



こんな、車輪のスポークの間を通してなんて出来ません
特に第三動輪のオフセットしてあるギヤと、フレームの間隔が狭い方は無理
ギヤの外径が邪魔して、ナットドライバーなんて入りません
ギヤの陰にあるビス穴にビスを近づける事自体、無理



今は、塗装前の仮組ですから、鉄系のプラスネジで留めていますが、
付属部品の真鍮六角頭のビスを締める事は無理です
塗装後に組まなくてはならないので、
良ければ、鉄系の黒メッキの鍋ビスを使わせて欲しい
磁石で、ドライバーにくっつかなければ、組み立てに5倍も10倍も時間がかかるし
真鍮製の付属ビスは、黒染めし塗装後装着しなくてはなりません
が、第三動輪の片側は、フレームの外から薄頭の鍋ビスで、閉めなければ
板バネが固定出来ません
今の仮組み状態でもそうしています ⇒ スポークには、当たっていません
兎に角、鉄系のプラスネジを使わせて下さい、出ないとしっかりした
組み立てが出来ません

後、ロストの部品に切ってある、M1.0 のタップがバカになるのです
M1.2で、タップを切り直さないとダメな部品も在り、
必然的に鉄系の鍋小ネジを使わざるを得ない場合もあります
仮留め位の締め付けで、ナメるのですから、追って知るべし
アルミダイキャスト、真鍮鋳物、等は、切れの良いタップを使い、
ゆっくりと、切削油をつけながら、切らないと、ネジ山が飛ぶのだ

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